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子育て四訓 |
1.「乳児はしっかり、肌を離すな」 2.「幼児は肌を離せ、手を離すな」 3.「少年は手を離せ、目を離すな」 4.「青年は目を離せ、心を離すな」
↑一説によれば山口県の元教育長さん?のお言葉だとか。 過去に、某巨大掲示板で何回も見たり書いたりしたので このブログでも一回ぐらい記事にしたんじゃないかと思っていたんですが 検索で引っかかってこなかったので。
どうしたってついつい過保護になってしまいがちな障害児育児。 子どもとの距離の取り方を考える上で 常にこの言葉を意識してきたように思います。
先ほど、A太郎がアメリカに出発しました(ハズ)。 わざわざ見送りにも行かなかったけれど、なんかやらかした的な連絡も来ないので、きっと無事に飛行機に乗れたのでしょう。
十数年前、彼を連れてAnn Arborに向かう時には 事前に成田空港のHPを参照して 出国手続きの流れについて説明するための絵本を作ったなあ。 なんてことを、ふと思い出しました。 で、出発の日の過去記事を読み返したら アハハ、こんなバタバタだったっけ?ビックリするくらい記憶にない。 それくらい、その後の日々の密度が濃かったんだろうなあ。
4.「青年は目を離せ、心を離すな」 ←いまココw 若いうちの経験は、きっとすべてが人生の肥やしになるから。 元気に戻ってくるのを待っています
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あちらを取ればこちらが立たず… |
嗅覚の鋭い我が家の男たち 「洗濯物の生乾きのにおいが…」 漂白剤入りの洗剤使って、すすぎも二度やってるんだけどなあ。
そんな時テレビの情報番組で 生乾きのにおいはモラクセラとかいう菌が原因だから お湯で洗うといいですよ(^ ^)b と言っていたので 給湯器の温度を50℃に設定して洗濯していたら、上記のクレームはなくなったのだけど
「なんか最近、ワイシャツが妙にシワシワなんだけど」 息子のも、夫のも。
もしかして、と思って調べてみたら
形態安定加工に使っている薬品が、熱に弱いので お湯洗いはNGであるらしい… (確かに、洗濯絵表示は40度になっている )
「いや、アイロンがけすればいいんだよ、そしたらシワも伸びるし菌も死ぬし」 誰が?毎日?時間と電気使って?(- -;)
とりあえず、卒業式用にスクールシャツは一枚買ってこよう…。
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巡検 in USA(準備編) |
大学の授業の一環で A太郎、2月下旬に、グランドキャニオンに行くことになったそうです。
いやあ、イマドキの大学ってすごいねえ。いいねえ。
高校の時にも一度、希望者を募ってアメリカ研修ツアー的なチャンスがあって 散々けしかけたんだけど「…(((- -;)」だったので
もちろん、行かないという選択肢は今回たぶんないんだろうけど あの時とは、本人の姿勢が全然違うなあ、と。 コワイコワイじゃなくて、行ってくるぜ母ちゃんヨロシク!的な。
同じ課程の仲間や先生方と行く、ガイドツアー、もとい、建前上は短期留学ということで 安心感があるんだろうな。 自由度が低い方が、彼的にはむしろ気楽なはずだから。
旅費の払い込みとか パスポートの申請とか そういう、期限のある手続き関係、心配してたんだけど 自分でなんとか出来たようです。
彼は3歳で一度アメリカに渡っているので その時の古いパスポートの番号や有効期限等の情報も、申請の際に要るとか。 戸籍抄本取り寄せるのに、マイナカードでコンビニ交付と思ったら「事前の登録手続きに3営業日かかる」っていうので じゃあやっぱり郵送してもらった方が早いじゃんてなったり。 で、いざパスポート受け取りに行ったら「古いパスポート出してください」と言われて (おそらく表紙に「無効」のパンチ穴を押すだけなんだが) 実家にあるので、と言ったんだかどうだか、とにかく彼の手元にはないので 係官に「紛失届書いてもらえばいいです」と言われてなんとかなったとか。 出口で〇i〇iデパートの営業につかまって、クレジットカード、言われるがままについ作っちゃったけど後から不安になってきたとか。
まあ、何事も経験だね。
旅程にはラスベガスも入っているので まあ、ガイドさんにしっかりついて行って、変なところに入り込まないようw
ここ数年、コロナのおかげでなかなか海外への研修とか旅行とか留学とか難しい状況があったわけだけど ようやく行けるようになったんだなあ、と父は羨ましがってました。
ま、くれぐれも気をつけて行って帰ってきてください、です。
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祝!新成人 |
成人年齢は18歳に引き下げられましたが(笑) 「二十歳を祝うつどい」という形で、うちのまちでも成人式が開催されました。
A太郎は住民票を寮の住所に移動させてあるのですが (コロナワクチン接種票が実家に届いてもね…っていうのと、 精神の手帳の更新やら、福祉のサービスや公費医療等 「そこの住民でないと」受けられなかったり、無駄に手続きがめんどくさくなるので)
“中学を卒業してから転出1度”までは、本人宛に招待状が届くのだそうです。
あえて学区外の高校に進学したA太郎。 「カリキュラムが魅力的だから」 「発達障害児への対応がしっかりしているから」ということの他に 「自分が要支援児童だったことを知っている人たちから離れたい」心理もあった、と。
それほど親しい友達がいた様子でもなく だから正直、出席しない選択もアリかな…と、母は内心思っていたのですが。
「正月帰省して、5日は講義があるから一旦寮に戻って、また戻ってきて成人式に出る」
へぇ~。でした。 (なら講義サボっちゃえば?と思うのは親世代の感覚らしい)
入学式の時に作ったスーツを着て ネクタイも、練習したのか自分でちゃんと結んで。
密を避けるため、出身中学校ごとに時間帯をずらしての分散開催(入場は本人のみ) 式自体は小一時間で終了するんだけど その後みんなでどこか呑みに行くんだか遊びに行くんだか 地元と縁が薄い彼にはそういう事前の連絡もなにも入ってないので
「終わりましたぁ~」ってサッサと帰ってくるのか 誰かに声をかけてもらえるのか 「ま、いずれにせよLINEちょうだい」と言って送り出して
式典が終わった頃を見計らって行ってみたら、会場を出たところでたむろってる若者の集団w
下手に顔を見せるとこっちに来ちゃうから💣 ちょっと隠れ気味に様子を見ていると、何人かの男子と一緒に移動していくのが見えたので (あ、茶でも飲みに行ったかな…)ε-(´∀`*)ホッ
なんなら歩いて帰ってこれる距離なんだけど、いちおう車で一緒に帰る前提だったので 近隣のスーパーで買い物して時間を潰してたら 「同級生と話をしてます」 ↓約30分後 「そろそろ撤収します」のLINE。
一緒に写真を撮ったり、LINE交換したり それなりに楽しい時間を過ごせたようです。
そうそう、ニュース等では「荒れる成人式」が話題になったりもしますが 変な格好をしてきたり、暴れたりする子はいませんでしたねー。 養蚕で栄えた街ということもあって女子はみんな振り袖姿かわいかったです。
とりあえず、いい天気でよかったです。 両祖母に写真送ったら喜んでました。
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実家でノンビリ…? |
A太郎の大学の、前期試験が終わったのが8月上旬。で、9月いっぱい夏休み。 なんだけど、うちの県、寒冷地なもんで Q次郎の夏休みは8/20でオワリ &緊急事態宣言で先延ばしになっていた修学旅行が、夏休み明けの8月末に控えている。 「都会から帰省してきた兄がコロナ持ち込んで修学旅行いけない」 なんてことになったらシャレにならないので 抗原検査キットを送りつけて「検査して陰性だったら、9月になってから戻っておいで」
ということで、正月以来、久々にゆっくり帰省してきております。
旅行とか、地元の友達と会う予定とか… ハイ、なんにもないです( ̄▽ ̄;) 昼間は両親は仕事、弟は学校で不在なので、結局自室でパソコンいじって過ごしているらしい
…って、寮にいるんと変わらんやーん(爆)
ま、寮より実家の部屋の方が広いのでw テレビもあるしw
ヒマでしょうがなかろう、というので 「朝ごはんのお皿洗っといて~」 「洗濯物、干しといて~。乾いたやつ畳んどいて~」 「お風呂沸かしといて~」 いやあ、重要な戦力ですわ(笑)
父は父で、畑に連れて行って収穫や水やりの手伝いさせてるし
弟はゲームに付き合わせてるし (この際だから勉強でも教えてもらえば?>受験生)
せっかくの夏休みなのに、と思うのは、多分我々の勝手な感覚なので ザ・自閉くんにはきっとこういう何気ない日常がいいのだろうと うん、そういうことにしておこう。
来週は父ちゃんがキノコ狩りに連れていってくれるそうです。久しぶり。
そうそう、A太郎、めでたく二十歳になったので 酒飲みの両親は嬉々としていろんな酒類を勧めております。 高校時代にやったアルコールパッチテストでは「酒には強い体質」と出たらしいのですが 日本酒もビールもワインも「うーん…」いまのところ、どうもいまひとつお気に召さない様子。 ま、好きすぎてアル中になられても困るのだけど。
最近、Q次郎と夫との3人家族 「障害児のいない普通の家族」の生活に慣れきっている自分がいて。 体よくA太郎を厄介払いしたような、何とはなしに後ろめたさのようなものもあって。
でもこうして帰ってくると なにごともなかったかのように、家を出る前と同じように一緒に暮らすことが出来ている。 ちょっとホッとしています。
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