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AUTISTICな日々
長男A太郎のキャッチコピーは「世界に通用する自閉症児」。大学生になり親元を離れて寮生活をしています。定型発達の次男Q次郎は反抗期真っ盛り、サッカーに明け暮れる日々です。気まぐれ更新のため、コメントを頂いてもすぐにお返事できない場合があります、ご了承ください。


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    HANEN session4
    session3のキーワードだったR.O.C.K.。歌や遊びという楽しいことの中でこれをするのはわりと簡単。routine(日本語でもルーチンワークなどと言いますが、ここでは着替え、トイレ、食事、お風呂などのいわゆる日常生活動作の意味)にもこれを取り入れれば、しつけが少しは楽になるかも?

    と総論を書きかけて、うーん我ながらつまらない文章なので、具体例を先に持ってきちゃおう。全部はとても挙げられないので、面白いと思ったものをひとつだけ。
    「おやつを子供と一緒に作ってみよう」
    これは一種のJoint Action Routines(訳語が思いつきません)である。共同作業であり、明確な「最終生産物」がある。細かい工程があり、役割分担がある。絵カードなどで、最後にいいものができると予見を与えることができれば、子供は頑張って参加してくれるだろう。
    と、例によって前置きは小難しいのですが、
    簡単なおやつを作るための特製絵カードレシピ。これが秀逸。
    チョコレートミルクの作り方
    chocomilk

    確かに料理のレシピ本でも写真の多い方がわかりやすいよねえ、と妙に納得。
    むかし親子教室で「おやつをつくろう」をやった時、あきのすけはまだ発達段階が低かったこともあり全く興味なしで部屋の中をふらふらしていたっけ。こんなレシピがあったら少しは違ったかな?先生、ご検討ください。

    で、日常生活動作にROCK。の総論。

    Repeat(繰り返し)
    ・特定の呼び名を使い、実物を示したり同じ歌を歌ったりする
    ・慣れるまでは同じ手順で進める
    ・「おしまい」の合図をひとつに決める(言葉、絵カード、動作など)
    ・要領がつかめたら他の人と、あるいは違う場所でやってみる
    Offer Opportunity(機会を与える)
    ・子供が指示を理解し、反応を返すまで待つ。
    ・習熟するに従って指示を減らしていく
    ・choice question(選ばせる)、 fill in blanks(続きの言葉を言わせる)、creative stupidity(わざと間違える)などの手法を応用して反応を引き出す。
    Cue(合図する)
    ・explicit cue(明白な合図)→natural cue(自然な合図)
    子供に反応してほしい場面で送るサインをだんだんと弱いものにしていく。
    ・Visual Helper(視覚的援助)を活用する。
    絵カードのようなツールを使って、一日の大まかなスケジュールや特定の生活動作の手順などを子供に対して示したり、子ども自身が使えるように工夫する。
    Keep it Fun, Keep it Going!(楽しく、続けて!)
    ・歌やお気に入りの道具などで、楽しいものになるように工夫する。
    ・自閉症児の感覚特性のためしばしば生活動作には大変な困難が伴い、楽しいとは言い難いことも多いが、それは同時にコミュニケーションをとる絶好の機会でもある。
    (子供のネガティブな反応さえも、外界へ送っているサインでありいい兆候である、という前向きな捉え方は、このプログラムの特徴であるといつも思う。)

    さて今回新しく出てきたキーワードは「4S」。
    もし外国人に道を尋ねられたら、目印などキーワードのみを簡潔に、強調して、ゆっくり話し、地図の一枚も書いてあげるでしょう?(ウンウンと大きくうなずく外国人の私)
    自閉症児にあなたの言葉を理解してもらうためにも同じような工夫が必要。
    Say Less(短く簡潔に)
    Stress(強調して)
    Slow(ゆっくり)
    Show(実物、指差し、絵カードなど)
    当たり前と言えば当たり前なんだけど…頭に血が上ると、忘れちゃうんだよねえ…。
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    【2006/03/25 07:17】 HANEN | TRACKBACK(0) | COMMENT(4)

    この記事に対するコメント
    あ~ あき母さんのお話 すごく為になります。

    前に書いてあった ドアノブにつけてある 絵カード。 ドアノブじゃないけど 絵を書いて ドアに貼ったんですよ。 出掛ける前にする事

    ①トイレ
    ②靴を履く
    ③ママの手をつないで 車へ

    あと 夜寝る前バージョン

    ①トイレ
    ②歯を磨く
    ③寝る

    これを やったら スムーズに事が進むようになり トイレトレ ほぼ完了です。 
    トイレに紙をはって オシッコしたら 5色ニコちゃんマークの一つを 選ばせて 「何の色?」 「どの顔?」を  毎回やってたら いつのまにか ちゃんと トイレでするように なりました。

    色も覚えたし 哀しい顔 ハッピーな顔・・・等 も覚えたし 一石二鳥でした。

    ただ 笑っちゃうのが 寝るバージョンで ウチにいる犬の絵も ちょろっと下の方に書いたら 犬もその通りに寝なきゃいけなくて・・・(笑) 犬は 迷惑そうにしてます!

    【2006/03/25 12:07】 URL | しーまま #idpD9AK.[ 編集]

    今日は、穏やかな春の日でした。
    関東地方では、桜の花が咲いているようです。
    あき母さん、おやつづくりの話、本当にそうですね。また、みんなと相談してみます。
    それと、日常生活の中でのカードの使い方や、遊び方など、わかりやすく、様子もよく伝わってきます。

    ベビーシッターの件、残念でしたね。
    こちらは、いま、年度の切り替えで、休みに入っているところが多いです。この時期、遊びに出かけていけるところを探すのに皆さん情報交換していました。安心して、いつでも遊びに行けたり、親子でそれぞれに楽しめたり、ゆっくり出来るところがあるといいのになあ。と、思います。
    創っていけるように自分が出来ることを考えていこう。無理せず、あきらめず、繰り返し取り組んで、少しずつ出来るようになればいい。わたしも、あきのすけくんと一緒に一歩一歩進みます。
    あき母さん、お体お大事に。
    【2006/03/26 22:05】 URL | めがねのあやこ #-[ 編集]

    しーままさん

    いやあ、私の話ではなくて、先生の話ですから(笑)

    犬の話は、かわいいですねー。ちゃんとお子さんに付き合ってくれてるんですか?お利口なワンちゃんですね!

    絵カード、日本にいる時は
    「ちゃんと写真をとってラミネートして」「しかるべき機関の作成したシンボルをダウンロードして」「ボードやブックも用意して」作らなきゃいけないと思ってて、
    「話し言葉が出始めているんだからいまさらカードの使い方を教えなくても」と思ってたんですね。
    でももっと気軽に、お絵かきの時にさらさらっと描いて、ハサミで切っただけでも充分役に立つ。かえって、「一緒に作った、楽しかった」という思いがあるから、子供には強く印象に残るみたいです。

    次回のHANENは自宅で使っているVisual Helperを見せ合いっこすることになってます。楽しみです。
    【2006/03/28 04:29】 URL | あき母 #-[ 編集]

    あやこ先生

    こちらも冬が長いので、遊びに行くところは悩みの種です。
    お友達同士、お互いの家へ遊びに行ったり、
    ショッピングモールのプレイエリアに行ったり、
    体操教室みたいな習い事、年間券で博物館、というような感じです。

    Hands-On Museumを以前ご紹介しましたが、こういった子供向けの体験型博物館の類がこちらにはたくさんあり、お勉強のためというよりも有料の遊戯施設の感覚で利用されています。近隣ではN市の青少年科学館みたいな感じかな?

    安全な遊び場所の確保には相応のコストを負担しなければならない、というのはいかにも米国流ですが、お子さんが多動だったり下の子がいたり、お母さんが妊娠中だったりすると、遊び場は切実な問題ですよね。
    スペースと、ちょっとした遊具があって、できれば管理人がいて、利用料が安価で(市民は無料とか、年間券が割安とか)アクセスがよくて…ちょっと注文多すぎ?
    そういうところが公営でも民間でもいいからあるといいなと思います。
    【2006/03/28 04:58】 URL | あき母 #-[ 編集]


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