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14歳のプライド |
Q次郎が、中学校の生徒会長候補に推薦されました。 「生徒会なんかやったら、サッカーの練習時間が減る。それでなくてもレギュラー入り厳しいのに」 と、あまり乗り気ではなかったものの 推薦してくれたクラスのみんな、予備選挙で投票してくれた人たちに対して失礼になるから 選挙運動は手を抜かずにやるよ、と。
サッカー部の先輩が勝手連で応援してくれたり 対立候補とも、学級訪問で「どんな質問された?」と情報交換したり 所用で職員室に行ったら教頭先生に「頑張れよ」と励まされたり
まあ、勝っても負けても「おめでとう」と言ってやるよ( ̄▽ ̄)と生温かく見守っていたのですが
決選投票の結果、 めでたく!
負けたそうです(^◇^;)
まあ、本人的には当初の狙い通り(爆) とはいえ、やはり負けるというのは気分のいいものではないと思われ。 「やっぱりプライドが傷ついたりするんじゃない? あ、そもそもプライドとかないか、アンタすぐ土下座するし」と言ったら
「プライドはあるけど そこにプライドかけてないから、傷はつかない」
あ、俺もしかして今すっごく良いこと言った気がするっ! と、掲載許可を頂きました。
勉強は、出来る方ではあるけどどうしても叶わない奴がいる。 パソコンとか音楽とか、すっげえスキルを持ってる奴がいる。 「俺、これが一番っていうのはないんだよなあ。」
でもQ次郎のすごいところは そこで劣等感から卑屈になったりしないで 相手の良いところを素直に認めて 誰とでも仲良くなれちゃうところなんだよなあ。
応援演説も、日ごろ仲良くしている友達じゃなくて、普段あんまり名前を聞かない子に頼んだ。 なんで?って尋ねたら「アイツ喋りが得意だから、こういう場所に引っ張り出してみたかった」 公約の「校内で動画投稿サイトを作る」ってのも そういうの得意な子が仲間内にいるから手伝ってもらうこと前提だったんだって(笑)
いろんな才能を持った子が なぜだか自然と彼の周りに集まってくる それをどう生かせばいいかという視点で動くことが出来る
オレがオレがと前に出るタイプではなくて 肝心な時に一歩引いてしまうような性格だから リーダーやらせてみたかったんだけど、ね。
俺の価値は 能力では決まらないし 他人が決めることでもない だからこんなことでは揺らがない …ってか?
うん、なかなかイイ男に育ってるよ(#^ ^#)
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