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AUTISTICな日々
長男A太郎のキャッチコピーは「世界に通用する自閉症児」。大学生になり親元を離れて寮生活をしています。定型発達の次男Q次郎は反抗期真っ盛り、サッカーに明け暮れる日々です。気まぐれ更新のため、コメントを頂いてもすぐにお返事できない場合があります、ご了承ください。


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あき母
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    子どものパニック考
    某巨大掲示板の過去発言救出シリーズ
    今回は「子どものパニック考」



    息子が癇癪を起こしている時
    なにか働きかけをすると火に油を注ぐので
    私は「ああ、いまこのヒトの頭の中で神経回路がショートしてて
    それを一生懸命繋ぎなおそうとしているんだなあ」と考えることにしていました。

    彼の頭の中で火花がバチバチ駆け巡っている様を想像して
    それが線香花火みたいに、だんだん静かになって自然に消えるのをひたすら待つ。

    昔、「夜泣きの後は子どもがバージョンアップしている」って言った先輩親さんがいたのですが
    ひどい癇癪をやらかした後は、確かにステップアップしているような気がします。

    ブラックジャックみたいに
    頭開いて手を突っ込んで回路を繋ぎなおしてやれるならどんなにいいだろうって思いました。
    でもそんなことは出来ないので
    結局、自分の気持ちは自分で納めてもらうしかないんですよね。どんなに時間がかかろうとも。


    年少さんぐらいまでは
    癇癪を起こさせないことに重点を置いていました。
    不快刺激を遠ざける。予告を入れる。睡眠をとらせる。疲れさせない。空腹にさせない。
    とにかく落ち着いて過ごせる環境を作ろうと。

    ただ5歳ぐらいから
    こだわりも手伝ってか、わざと悪い行動を取る場面が増えてきました。
    コレやったら必ず母ちゃんは怒る。のを確かめずにはいられない的な?
    ダメなものはダメ。の線引きを教えるために
    いくら泣こうがわめこうが絶対に譲らないという強い態度を取らねばならないことが増えてきました。
    「パニックが怖くて自閉症児の親なんかやってられっか」が当時の口癖でしたw

    小学校でも時々泣くことはあったようですが
    先生方もお友達もよく心得て、静かにスルーしてくれていました。
    3年生ぐらいの時だったかな、絵カード用のデータ集の中に「パニックになる」というイラストを見つけて
    あ、自分のあの頭がワーッとなっちゃう感じをパニックって言うんだ。
    と、腑に落ちたらしいのですね。
    不思議なことにそれを境にパニックが激減しました。
    言語化する、形を与えることで、感情という目に見えないものとうまく戦えるようになったのかななんて思います。

    子どもをコントロールできる、しようと思わないことかなと思います。
    親に出来るのは、子どもが自分で自分をコントロールできるよう助けてやることであって
    ただ一度にたくさんの敵と戦わなくて済むように
    やっつけやすい敵から順次ステップアップしていけるよう(環境整備)
    そのために必要なアイテム(支援グッズ)を探して用意してあげたりとかね
    そういう方向の「頑張る」かな?

    パニックは起こしてる本人が一番しんどいから
    そうならない方法を、お子さん自身も一生懸命探しているはずですよ。

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