そしてキーワードである“How and Why We Communicate”。現在子供が使っているコミュニケーションの「手段」と、コミュニケーションをとろうとする「理由」。現在のこれらの状態を把握し、より高い段階へ導こう。というのがこのプログラムの目的。 コミュニケーション能力の発達を大まかに4つの段階stageに分類し、各stageの特徴をビデオなどで確認した後、さてわが子はどれにあたるか。というのを考える。 ちなみに4つのstageとは、 Own Agenda Stage(自分のことしか見えていない段階) 外界への関心がない、intentional communication(他者からの反応を期待した行動)がない The Requester Stage(要求を行なう段階) 慣れた大人と関われる、intentional communicationの芽生え段階、身振り・クレーン等で要求・拒絶をおこなう Early Communicator(コミュニケーションの芽生え段階) 他児と並行遊び、挨拶など社会的なコミュニケーションの芽生え、絵や言葉などのツールを使える The Partner Stage(仲間と呼べる段階) 他児と簡単な遊びができる、簡単な会話ができるがオウム返しや不適切な返答も見られる (*各stageの日本語名は私の意訳です。必ずしも適切でないと思います) (*intentional communicationについては説明不足ですが、重要な用語なので記載しました。)