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学級閉鎖からの突然の休校 |
2月はQ次郎の小学校にインフルエンザの嵐が吹き荒れました。
2/11の建国記念日明けから学級閉鎖。 閉鎖期間終了間際に、Q次郎発熱。A型陽性で5日間の登校停止。 他にも学級閉鎖になっている学年もあって、予定されていた地区子ども会の歓送迎会は中止に。 例年、5年生が考えた出し物で盛り上がり、下級生たちの作った花道を通るのを 卒業生であるQ次郎たちはとても楽しみにしていたんだけど「仕方ないよね…」
でもこれが自粛騒ぎのホンの序の口であることなんか、当時は知る由もなかった。
2月の最終週、やっと学校再開。 インフルに警戒しつつ短縮日程で行われた最後の授業参観は 子どもたち自身が製作・企画した「美術館」。 それぞれの個性あふれる製作物、全校生徒に「見に来てください」と呼びかけたポスター。 予想以上の出来で「子ども達、成長したよね」と親同士喜び合った。 子ども達からは担任に向けた感謝のメッセージも。 「インフルで遅れた授業とりもどさなきゃ、卒業式の後も補習になっちゃうかもw」 「小学校生活あと13日、頑張ろうね」 そう言って笑顔で別れた、その日の夜。
あの発表があった。
「3月2日から春休みまで、全国一斉休校にします」
え…?
今日は2月27日、木曜日。
明日。2月28日金曜日をもって、学校が…終わり…?
嘘でしょ。 だってこの地域、まだコロナ患者出てないよ。 子どもは重症化リスク小さいんでしょ。 健康観察期間が2週間だから、とりあえず2週間の休校でいいじゃない。そしたら卒業式まで3日ある。友達と最後の時間を過ごせる。それじゃダメなの?どうして? 休校期間中の課題の準備とか、今日言われて明日なんて、先生たち用意できるの?無理じゃない?
いろんな考えがグルグルして、頭が真っ白になった。
呆然としている母にQ次郎が「どうしたの?」と聞いてきた。 「明日で、学校終わりかもしれない」とネットニュースを見せた。
「冗談でしょ?」 「なんで?なんで?なんで?」
子どもたちの生命と健康を守るためとかいう 見え透いた、でも誰にも反論できない理由付けにも腹が立っていた。 学校発のクラスター感染を防ぎたいんでしょ。本当に守りたいのはハイリスクの高齢者でしょ。なぜ素直にそう言わない? なめてる、こいつら子どもたちをなめてる。 声を上げられない弱い人、言いやすい人たちを犠牲にして、自分たち仕事してます感を出したいだけじゃないか。
先生方は本当に頑張って仕事して 翌日、課題をどっさり配布してくれた。 じっくり別れを惜しむ余裕もなく、大量の荷物を抱えて慌ただしく下校して とにかく風邪をひかないように 市内で感染者が出ないように祈りながら 息を詰める生活が始まった。
あまりの批判の大きさに、オトボケ総理は28日の夕方になって「地域の実情に応じて柔軟に」とか言い出した。 おせーよ。ホントふざけんなよと言いたかった。いや実際言った、テレビに向かって。 文科相も与党幹部も14日間推しだったのに 子どものことなんか、現場のことなんか何にも解っちゃいない首相とその腰巾着が事を決めたらしいと解ってくるにつれて
「はぁ?なにそれ」 「俺、大人になったらちゃんと考えて投票する」 ありがとう、子どもたちに政治の大切さを教えてくれて。
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