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サッカー、だけじゃない。 |
今日はQ次郎が所属するサッカーチームの、年度内最後の大会がありました。 直前に怪我をしたメンバーがいて、彼のためにも予選通過したいと言っていたのですが
第一試合 0-3 第二試合 0-8
残念ながら予選リーグ敗退という結果に終わりました。
第一試合は、前半0-0で折り返したものの、後半に3失点。 「あと少しだったね」「その少しの差って、なんだろう」と真剣に話し合う姿がありました。
そして第二試合。私は役員の仕事があって、試合を見ることが出来なかったのですが、他のママさんたちの話によると
試合中に、聞こえよがしに「超弱え~、もうちょっと期待してたのによぉ」などと 侮辱的な発言が何度もあったらしく。 それを相手チームのコーチも保護者も咎めるふうでもなく笑っていたと…。
久々の大量失点、以上に、そのことの方がよほど悔しかったようです。
先月の練習試合の時のことを思い出しました。 得点しても、無表情で淡々と試合を続行する息子たち。 「もっと喜べばいいのに」という母たちに返ってきた返事は
「自分たちが、失点した時に相手にオーバーリアクションで喜ばれてつらかったから 自分がされて嫌なことは相手にもしたくない」
そんなものかねえ、とその時は思ったのですが
今ならわかる。 アンタたち、えらいよ。
彼らが学んでいるのは、サッカーの技術だけじゃない。 負ける悔しさ、仲間を信じる気持ち、対戦相手へのリスペクト。
だからこそ思う 勝たせてやりたかった。
“あんな奴らに負けたくない” その想いが、彼らの闘志に火をつけたようです。 うなだれていた顔を上げた時、明らかにこれまでと目の色が違っていました。
帰りの車中で「もっとトラップの練習した方が」「ゴールキックの時はさあ」などと母が話すのを ついこの間までのQ次郎は 「母ちゃんサッカーなんかよく知らないくせに」 「そんなこと言うんなら自分でやってみろよ」と毒づいていたのに 真剣な顔で頷きながら聞いていて
母親は我が子が傷つくと切ないと、ついつい思ってしまうけれど イヤな奴と出会ってしまうことも 時には成長のために必要なことなんだなあ、と気づかされました。
来年はいよいよ6年生。 「まだ○年生だから」という言い訳は通用しないよ。 がんばれ。 あんたたちなら、きっとできる。
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