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あきのすけ、文化祭で発表する(1) |
↓は9/1の私自身の連続ツイート。
中学の先生からTEL。文化祭で、あきのすけに発表させたいと。 お、すごいじゃん。と思ったら 内容が、自分の障害について、らしい。 同じクラス、同じ学年の友達はもう解ってる事だから、だけど 全校に向けてカミングアウトってどうなんだろう、とかなり不安。 感動レイプのために利用されるならまっぴらごめんだよ、という警戒心もあるし でもあきのすけ自身は「やりたい」って。
障害児であることと、学年でもトップクラスの秀才であることとのギャップ 15歳の少年として、自分が何者なのか彼なりに葛藤しても来たんだと思う。 母だって散々、息子ネタでブログも書きまくったし、ネット掲示板で他人様の相談に乗ったりもしてるし、親の会や啓発活動もしてきたし そんな母の姿を見て育てば 彼が発信する当事者になっても何の不思議もないのかとも思ったり。 とにかくまずは発表原稿を見せてもらわないことには。 息子がどんなふうに自己理解しているのか 知りたくもあり、怖くもあり。
その後、発表原稿を見せてもらいました。
津久井やまゆり園の事件以来 自分も排除の対象になるのではないか、という不安と恐怖があったそうです。 普通学級で特別な配慮が必要な生徒は16人に1人、 支援級や特別支援学校に通う子を含めればその割合はもっと多い。 実は自分にも発達障害があるのだと打ち明けることで 障害のある人を特別視しないで。と訴える内容になっています。
現在の彼を、障害があるというそれだけの理由で攻撃してくる子は多分いないと思う。 みんな受験で忙しいしね。 でも、あきのすけが「いてもいい」障害者だったら 「いなくてもいい」「いない方がいい」障害者って居るの? その線引きはどこ? そんな線引き、してもいいの?誰が出来るの、そんなこと?
ハルヤンネさんの言葉が思い出されました。 「大きくなって、『ぼくら障害児の友達おらんかったもん』いうような学年作ったらあかんねん。そんな子、大人になって、まともに社会的なこと、考えることできるわけないやん」
だから、聞いてもらいたいと思った。 コミュ障だけど、ぶきっちょだけど、真面目で誠実な子として認めてもらえている 「今の」彼にしか話せない内容だと思ったから 一部の表現を手直しする程度でGoサインを出しました。
文化祭本番は29日(金)です。 平日ですが、半休もらって見届けに行ってきます。
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