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久しぶりの検査 |
三年ぶりに、あきのすけに発達検査を受けさせました。
小2の時のWISC-IIIでは、ありえへんぶっ飛び全IQが出てきて 「先生~大甘な評価したでしょお」と言いつつ 実は「この子天才?」と内心天狗になっていたバカ親ですが
今回受けたIVでは、全IQは「人並み」でした。 初対面の、病院の心理士さんがやってくれた検査なので…まあこっちの方が真実だよね。と ホッとしたような、残念なような。
IVで導入されたWMI(ワーキングメモリー) 私はてっきり「同時処理能力」を見るものだと思っていたのですが 「聴覚的な記憶能力」を見ているんだそうで あきのすけは、これが飛び抜けて高いという、予想外の結果でした。
同時処理はPSI(処理速度)の中の「記号探し」という項目になるんだそうで。 視覚的な弁別力も弱いと言われました。 確かに、このごろ漢字の書き間違いが多い。「滴」のつくりが「商」になってるみたいな細か~いレベルの。
VCI(言語理解)では 知識力が高い、語彙が多い反面 日常のルールや相手の気持ち、常識的な事柄を問う「理解」の項目が低いと出ました。
PRI(知覚推理)は、目から入る情報を統合する能力とのことで 「積木模様」で最後の問題以外全問正答という好成績で視空間スキルの強さを見せつけた一方で 「行列推理」のポイントが低く、これは曖昧なものの理解が苦手、想像力の弱さを示しているのではという説明を受けました。
聴覚的な記憶は強い、一方で 行動観察の所見では、言葉のみでのやり取りだと落ち着きがなくなったり、関係のない話を始めたりすると。 独特な話し方っていうのも、親はもう慣れちゃってるけど 改めて第三者に指摘されると、ああやっぱりそうなんだなあ、と思ったり。
まあ、相変わらず典型的な自閉くんだよなあ、という 納得の検査結果でございました。
で、後から思ったんだけど 彼の生きづらさの中でおそらくかなりのウエートを占める「不器用さ」って 心理検査ではあまり評価されないんだなあ。 まあ、見れば解るからいいんだけど。
さて、この結果を受けて 中学への準備をどうしていくか。です。
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