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地域力 |
今回の大雪は災害と言っていいレベルで 亡くなった方やケガをされた方、いまだ孤立している集落もあったりするわけだけど。 非常時になると助け合い精神が発揮されるのは日本人のいいところだなあ、なんて思ったりする。
あきのすけの学校は今日から再開されて さっき学校まで送っていったんだけど 日曜日に自治会やPTAが総出で道を掘っておいたおかげで その後の好天も手伝って、うちの地区内の通学路はほぼ危険がない状態。
ただ、民家が途切れるエリアや、高齢者のみの世帯とおぼしきお家の周り、日当たりの悪い場所などでは 雪かきが不十分で、踏み固められた雪が融け残って滑りやすくなっている場所もあって。
パキッと除雪されて乾いている路面と ガチガチの圧雪が交互に出てくるような道を歩いていると 「この辺りは、自分ちさえ良ければな人たちが多く住んでいる地域なのかな」ってちょっとさみしくなる。
それでも、スコップを担いで歩いていると「ご苦労様」といろんな人に声をかけてもらえる。 大量の雪との戦いは重労働ではあるけれど みんなで少しずつ力を出し合えばいい。
現在の通学路は歩道が狭いので 国道沿いの広い道に変更した方がいいんじゃないかっていう話が出ていた。 でも国道事務所は、車道は除雪するけど歩道までは面倒みきれないから 沿道に住む人の少ない歩道は、とても子供を歩かせる気にならない状態。
人の目と手があるって、こういうことなんだ。
地域力という目に見えない力を、今回の大雪が可視化してくれたような気がしています。
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