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できないと諦めるためにではなく~ミスアメリカ2013 |
ミスアメリカ、なんてふだんは全く触れることのない話題なんですが
今年のモンタナ州代表の女性がアスペルガー症候群であることを ツイッターで知りました。
【 史上初!発達障害の女性、ミス・アメリカ2013最終選考へ!】 http://kobajun.chips.jp/?p=7833
11歳で診断されたという彼女。 早期発見の意識が高いかの地でさえその年齢まで見過ごされるぐらいに 知的にも高かったのでしょう。 容姿にも恵まれた。
でも、恵まれた人の話として嫉妬してしまう気持ちは、この際脇に置いて。
なぜ自分は他の人と違うのか なぜ友達ができないのか なぜいじめられるのか 診断をきっかけに「やり方を学び」「自分が何者であるかを受け入れた」彼女は 自分にはできないと考えていたことに少しずつ挑戦を始めた。
ミスアメリカは、その挑戦の延長に過ぎない。
「もし10年前の私に、ステージの上で何か冗談を言うように薦める人がいたら、私は頭がおかしいんじゃないの、って言い返していたと思うわ。」 「でも今は違う、私はもう10年前の自分じゃないの。」
この10年、彼女が積み重ねてきたものの大きさ、重さを思う。
彼女の生きざまは 診断が、「自分は~~ができない人間なんだ」と諦めるためにではなく 「~~できるためにはどうすればいいか」を考えるためにあるのだと教えてくれる。
自分を美しく見せようなんて思ってもみなかった少女が 今回のチャレンジをきっかけに ドレスを着たり髪型を整えるという人生の喜びを増やすことができた。
自閉症者にとって変化は恐怖かもしれない。 でもそれが喜びであれば、受け入れることができる。 世界を広げていくことは、決して不可能じゃないんだってこと。
Thank you, Alex. あなたの人生が輝くのは、まだまだこれからだね。
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