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暴言が言える関係 |
ゆうべ、あき父とちょっとだけケンカした。
と言っても、私たち夫婦の「ケンカ」って、あからさまな言い争いになることは滅多にない。 私が一方的にへそを曲げて しばらく不機嫌になって 彼がちょっと反省して、私も言いたいことを頭の中で整理して冷静に伝えられる状態になってから お互いの言い分を伝え合って、いちおう仲直り。ってパターン。
“あーもうヤダヤダ、アンタなんか大っ嫌いっっっ!” って、大声で言えちゃったらスッキリするだろうなって思うけれど 夫に対してそれをやる勇気は、残念ながらない。
気持ちをうまく表現できない特性? もちろんそれもあるだろうけど。
アンタなんか大っ嫌い、って言えるのは それを言っちゃっても相手との関係は絶対に壊れないって この人は絶対に私を傷つけないって 心の根っこで確信してなきゃムリ。
この人をもし失うことになったらって その怖れがちょっぴりでもあるうちは この言葉を直接相手に投げつけることはできないんだな、って。
そう考えてきて ああ、ちっちゃい子が「ママにだけ暴言」を吐くのは、そういうことなんだ、って気が付いた。 ママは絶対にボクを見捨てない、その確信が持てないうちは暴言なんか出てこないんだ。 ママ以外の人は、簡単にボクを見捨てることができるから 本当は「ばかぁっ」「大っ嫌いっ」言ってやりたいけど言い出せないんだ。
ま、大っ嫌いって言いたくなるような状況が そもそも発生しないのが、一番なんですけどね
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