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AUTISTICな日々
長男A太郎のキャッチコピーは「世界に通用する自閉症児」。大学生になり親元を離れて寮生活をしています。定型発達の次男Q次郎は反抗期真っ盛り、サッカーに明け暮れる日々です。気まぐれ更新のため、コメントを頂いてもすぐにお返事できない場合があります、ご了承ください。


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あき母
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    「偏食に対する取り組み」
    昨夜、親の会の勉強会がありました。当然全部英語の通訳なしだったので説明はせいぜい半分くらいしか理解できなかったのですが、スライドを紙に印刷したのを渡していただいたので助かりました。
    文字通り洋の東西を問わない問題なので、抜粋してご紹介させていただきます。

    ・偏食児はPicky EaterとProblem Feederに大別できる
    Pickyは新しい食品の受け入れが比較的容易で、30以上の食品を食べることができ、食感の異なる食品を各群からひとつ以上食べることができる。15~25のステップを踏むことで新しいレパートリーを増やすことができる。
    Problemは食べることのできる食品が20以下、新しい食べ物は見るのも嫌でその場から逃げ出すタイプ、食感の異なる食べ物を受け入れられず、新しい食べ物をレパートリーに加えるために20以上(場合によっては100)のステップが必要。

    ・米国での食にまつわる神話(こういうことにこだわらないで、気にしないでというニュアンス)
    1.食べることは体のために一番大事
    2.食べることは本能である
    3.食べるのは簡単なこと
    4.食べるのは二段階のプロセスである;座る、そして食べる
    5.食べ物に触ったり、食べ物で遊ぶのは良くない
    6.子供はお腹がすけば食べるものである
    7.子供は一日三回食べる必要がある
    8.子供が食べようとしないときは行動上の、もしくは身体的な問題がある
    9.特定の食べ物は特定の時間帯にしか食べてはいけない
    10.食事は厳粛な雰囲気で行なわれなければならない

    ・食べるまでのステップ
    Tolerates(食べ物と同じ場にいることを受け入れる)同じ部屋にいる→前に置かれた食べ物を見る
    Interacts with(器具を介して食べ物に関わる)食器を並べる、道具を使って食物をとる
    Smells(においを嗅ぐ)部屋に漂うにおい→手にとって積極的に嗅ぐ
    Touches(触れる)指先→手→胸、肩、頭のてっぺん(!)→あご、ほほ、鼻→唇、歯、舌
    Tastes(味わう)唇についたのをなめる→口に入れて吐き出す→噛む→飲み込む

    食器で遊んだり、口に入れたものを吐き出したりされると親は腹が立ってつい叱ったりしますが、それも食べ物を受け入れるためのステップと考えて。

    ・Food Jags(特定の食べ物へのこだわり)対策
    予防のために、
    特定の食べ物は一日おきに与える
    あるいは最低ひとつの属性に変更を加える(形、色、味、食感、温度)
    ただし変更が大きすぎて拒否されないように注意する

    レパートリーを増やすために
    新しい食べ物を紹介し続ける
    食べ物について否定的なコメントをしない
    毎食少なくともひとつは好きな食べ物を提供する

    特に自閉スペクトラムの子に対しては
    ・たんぱく質、穀類、野菜・果物、飲み物の中からひとつずつ選んで与える。
    たとえ出されたものを全部は食べないとわかっていても!
    ・こだわり防止のために、ごくわずかの変化を食べ物に加え続ける
    ・食べ物をのこす時は親に渡したり後片付けを手伝わせる。それもまた食べ物に触れる経験になるから。
    ・新しい食べ物と好きな食べ物を組み合わせる
    ・少なくともひとつは好きな食べ物を確保してやる
    ・彼らがそれぞれのステップで最善を尽くしていることを認めてあげること

    Shared Sensory Properties
    好きな食べ物から始め、質的に似た食べ物で橋渡しをしながらいろいろな食べ物に挑戦する手法。
    例:Pretzel rod(棒状の菓子)→turkey dog(ソーセージ)→bread stick棒状のパン→veggie stick野菜スティック→string cheese棒チーズ→Orange licorice(棒状のお菓子か?)→にんじんスティック→オレンジジュース
    *ところどころ飛躍があるようにみえるのは訳が不適切なのかも…(汗)同じ形、同じ色で展開していくというだいたいのイメージはつかんでいただけるかと。
    例2:ブルーベリーが好きなら、生、マフィン、ジャム、ヨーグルト、キャンディなど「とにかくブルーベリーが入っているもの」。

    家庭での留意点
    ・とにかく諦めずに続けること。10 times rule(最低10回はチャレンジしてみよう)
    ・食事時間はせいぜい15~20分
    ・楽しく!
    ・数種類の食品を卓上に
    ・食品は取り扱いやすい大きさで
    ・すべての局面に子供を参加させる(準備・お片付けも大切な経験)
    ・子供がどのステップにいるか理解して後押しする
    ・毎日同じ手順で

    その後、教室でのスナックタイムの様子を写したビデオが流されたのですが、うちの子はお片づけタイムになっても両手づかみでムシャムシャ食べてました。東洋系は彼ひとりなのでよけい目立つのです。うれしいような恥ずかしいような…。
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    【2006/01/21 02:39】 療育(米国) | TRACKBACK(0) | COMMENT(1)

    この記事に対するコメント
    少しずつ日差しに明るさが加わってきて春に向かっているんだなと感じることができます。でも、まだ1月。このまま暖かくなることはないでしょうね。・・・間違い電話の記事・・・去年の秋に、初めて国外へ行った時、英語に特別な苦手意識があり、実際に苦手なわたしは、旅行用の英会話の本を探しました。そのとき、本屋で見て、何冊かある中、手にしたのはしっかりと構造化されたつくりの本でした。これなら、持っていて安心だと、見やすいことと、わかりやすいこと、使いやすいことなど、うれしかったな。飛行機、空港の中は、ドキドキしながらも、なんとか、みんなについていきながら、(そうか、こんな感じか・・)と会話を聞きながら挑戦。現地に着いてからは、あいさつを交わすことで精一杯。あるとき、チップのコインがなくなり、買い物をしてレジでおつりをもらおうと考えました。そしたら、お札しか返ってこなくて、「2dollar.....2dollar...」と言ってしまったら、笑われてしまいました。なにやら言いながら、コインをいれたおつりと替えてくれたのですが、それをみていた人が、「2ドルでいいのか・・・?と笑ってたよ。そういうときは、small change をつかうといいんだよ。」と教えてくれました。そうなんだ、・・・と思いましたが、頭の中は真っ白のあたふた状態で、なんにもわからなかったのを思い出します。・・・また、いつか行く機会があるなら、そのときはsmall change 使ってみよう・・・・

    食事の記事はわかりやすく訳してくれて、ありがとう、興味深く読みました。誰にとっても共通するヒントがあるように思いました。また、苦手なことに対して取り組むときの、具体的な一つ一つのステップがわかりやすく、「そうか・・・」と思いました。あきのすけくん、おやつをおいしく食べているんだね、よかったね、うれしいです。


    【2006/01/22 20:32】 URL | めがねのあやこ #-[ 編集]


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