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いいかげん、自分で鼻をかみなさい |
朝晩の気温差のせいなのか なにかの花粉症なのか きょうだいで鼻をグズグズやっている。
Qちゃんは、父の教え方がうまいのか、もうすぐ鼻かみを習得できそうな勢い。
いっぽう、あきのすけ。 「鼻から息を出す」が、どうしても、できない。 母がティッシュを鼻の穴に詰めて、捨て身の「鼻鉄砲」を何度もやってみせたというのに。
思えば幼児期、ラッパを吹くことができなかったっけなあ。 だいたい模倣能力が低いのだ。 ボディイメージも悪いのだ。 手や足は目で見て確認しながら動かせるけど 息って見えないんだもの。 息を出すために、どこの筋肉をどう使うのかも解らないんだもの。
それでも、シャボン玉はふけるようになった。 小3のいまでは、リコーダーだって吹ける。 口から息を出すのはバッチリ。
なのに、なぜ、鼻から出せない。
とうとう今日、あきのすけに宣言した。
「鼻なんかかめなくても、母ちゃんに鼻吸い器でとってもらえばいいやと思ってるでしょ。 いつまでもあんな赤ちゃん向けの道具、恥ずかしいよ。 母ちゃん忙しいのに、いちいち手を止めてアンタの鼻水の世話、できないよ。 もう鼻吸い器は卒業してもらうから。」
それから、ちり紙の使い方を指導。 ちょっと鼻の下を拭くたびにクシャッと丸めて捨ててたんじゃあ、もったいなすぎる。 「折りたたんで、3回は使いなさい」
鼻水が粘っこいと確かに出すの難しかろう、と 花粉洗浄用の生理食塩水スプレーをプレゼント。 これをシュッして、流れ出すのを拭き取って、を繰り返すだけでも少しはマシじゃあなかろうか。
母の突然の終了宣言がさすがにこたえたか、 ひとり黙々と練習していました。 でもどうしてもうまくいかなかったようで、夕食後に薬箱を持ち出して 「鼻水の薬飲ませてください」 ま、それもひとつの知恵だわね。
冬までにはなんとか習得して欲しいなあ。
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