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これぞまさに「誤信念課題」 |
今日はパートがお休みの日、母の貴重なフリータイム。 家事を片付けて、パソコンで遊んで、 さてちょこっとお買い物してからQちゃんのお迎えに行くかな…と思っていたら
携帯が鳴った。
あきのすけの学童保育から。
「あきのすけ君、今日お休みですか?」 「え?いえ、行くことになってるはず…です…けど…?」
ちょっと、嫌な予感がした。
昨日、あきのすけに 「明日早く帰って、自転車の練習する?」と声をかけたのだ。 でも昨日は彼、機嫌が悪くて「やらなーい」。 それで、今朝も特に確認もしないで送り出したのだけど。
もしかしたら、 自転車の練習やるつもりで、 迎えに来るのを待っているかもしれない。
泣いてるかもしれない。
慌てて車で学校へ向かった。 通学路を歩いて戻ってくる子どもたちの中に、あきのすけの姿はない。
いつも待っている、学校の駐車場脇の階段。 いない。
教室。からっぽ。
支援級。誰もいない。
学童から再び電話が入った。 学校側に確認したところ、いつもどおり下校したらしい、と。 「実は昨日コレコレこういうやり取りがありまして…もう一度探しながら自宅に戻ってみます」
ドキドキしながら、もう一度家に向かって車を走らせる。
自宅に一番近い信号を通過したところで。 いた。 黒いハーフパンツに白いTシャツ、黄色いヘルメットをかぶった小学生男子。
「なんでアンタこんなとこ歩いてんの!」 え? なんで怒られるのか全然わからない。と、ケロッとした表情のあきのすけ。
とにかく車に乗せて、 お迎えの時間が迫っているのでQちゃんの保育園に向かいながら学童に電話。 支援級の担任からも電話が入る。 なんだか大騒ぎになっていたらしい気配を感じて 「もしかして、僕の失敗?」
オレ的には、「母ちゃんなんで迎えに来ないんだよ」だったらしい。
「オレの気が変わって、やっぱり自転車の練習するつもりになったってこと、 母ちゃんには伝わるはずない。でしょ?」 せめて、学童のお友達に言付けるとか、いったん学童に行って電話借りるとかさあ。
と説明しながら、ふと思った。
これって、もしかして心の理論の「誤信念課題」だ。 オレにはわかっているけど、母ちゃんにはわからない。ということがわからない。
あきのすけは先月9歳になったわけだけど。 そっかー、まだ通過できないんだなあ。
朝、送り出す時にもう一回確認しておけば良かったんだよね。 皆様、お騒がせしました。 無事で良かったです。
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