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AUTISTICな日々
長男A太郎のキャッチコピーは「世界に通用する自閉症児」。大学生になり親元を離れて寮生活をしています。定型発達の次男Q次郎は反抗期真っ盛り、サッカーに明け暮れる日々です。気まぐれ更新のため、コメントを頂いてもすぐにお返事できない場合があります、ご了承ください。


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あき母
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    道をつける、ならす、広げる
    「道をつける」という言葉に関連して。

    これだけ発達障害がクローズアップされて
    相談したり支援を受けたりしている人が増えているのに
    親の会への新規加入者はむしろ減っているのはなぜなんだろう?
    ということが先日話題に出ました。

    「役員をするのが負担だし」
    「わざわざ会費を払わなくても、情報はいくらでも手に入るし」

    実は、障害関係以外でも、似たような話がそこらじゅうに転がっているのです。


    でも、
    いま彼ら彼女ら(私自身も含めて)が受けている恩恵、

    税金で無料で相談や療育が受けられたり
    学校で特別支援教育が受けられたり
    本やテレビで盛んに取り上げてもらえるようになったり

    それは、何もないところに苦労して道をつけてくださった方がいたからこそ、なんですよね。


    「アメリカでは診断がつくと即座に専門家がワーッと集まって支援チームを作ってくれる」
    日本に比べて進んでいるね、うらやましいね、と言うけれど
    それはアメリカの当事者たちが「こういう支援がほしい」と声をあげたから実現したことで。

    黙っていても誰かがなんとかしてくれるほど、
    あの国は甘い国じゃない。
    何も言わないことは、意見がないのと同じこと、現状に満足しているということ。

    そしてそれは、日本だってそうだよ。
    身内で愚痴っているだけじゃ、何も変わるはずない。

    それを知って、私は帰国後、ソッコーで親の会に入りました。

    誰かが苦労してつけてくれた道を
    当たり前のように楽々と歩いて、
    道幅が狭いだの、デコボコだの、石が落ちているのと文句タラタラ言うのはフェアじゃない。

    その道を整備するのは、多分最初に道をつけるよりはずっと簡単なはず。

    「できるだけのこと」ではなく「できることだけ」でいいじゃない、が私の口癖です。
    自分がつまづいた小石を脇によけておくとか、
    すぐ後ろの人に「気をつけて」って声をかけるとか。
    自分さえよけられたらそれでいい、って考えるのは、あんまりさびしいじゃない?

    他人を変えることはできない、のは、百も承知で
    でもそんな歯がゆさを感じている今日この頃です。
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    【2011/03/02 11:43】 なかま | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

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