|
支援員の待遇 |
発達障害児の親にとって、 子どもの就学の際に「支援員」をつけてもらえるかどうかというのは かなり気になる、重要なポイントだったりする。
支援員がついてくれるなら、普通級でやっていけるかも…と思ったり。 支援員を確保できなかったので、保護者の付き添い登校を学校から要求され あげくよその子の世話まで押し付けられている…とか。
とにかく、子どもの学校生活を支えてくれる存在として 親は大きな期待を寄せているのだ。
その「支援員」が、実は教員免許を持っていない一般の方で、 つまり「先生」ではないということは小耳に挟んだことがあったのだけれど。
先日、市の広報で来年度の支援員を募集する記事を見て、ちょっと愕然としてしまった。
“学校の教育活動に関心と意欲があり、発達障害などに関する知識のある方。” “個人情報について守秘義務があります。”
うんうん。
“謝金や交通費はありません。”
…え?
交通費すら出ないの?
本当に、ボランティアなんだ…。 昼間の相当長い時間、「扱いにくい子」のサポートをしていただくっていう大変な仕事なのに。 これじゃあ、よっぽど使命感を持った奇特な人しか、なり手はいないよねえ。
でも、保護者の感覚だと、支援員さんも「学校スタッフ」の一員なんですけど。 こういういきさつで引き受けてくださっている方に、 あんまり大きな期待とか要求をするのはなんだか気の毒なような…。
お金の問題ではないのは確かだけれど、 ほんの小額でも感謝の気持ちをお渡しできるぐらいの予算はつけられないのかしら? せめてガソリン代ぐらいは…。
なんだか、考えさせられてしまいました。
スポンサーサイト
|
|