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AUTISTICな日々
長男A太郎のキャッチコピーは「世界に通用する自閉症児」。大学生になり親元を離れて寮生活をしています。定型発達の次男Q次郎は反抗期真っ盛り、サッカーに明け暮れる日々です。気まぐれ更新のため、コメントを頂いてもすぐにお返事できない場合があります、ご了承ください。


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あき母
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    暗黒の一歳児時代
    今にして思えばさまざまな兆候が既に現れていたこの時期。
    「他の子と比べてはいけない」「この年頃には良くあること」と自分をごまかし、相談先からも「しばらく様子を見ましょう」としか言われなくて、不安ばかりがどんどん膨らんでいったこの時期。
    1才代の一年間は、言語や社会性に関する発達が止まっていたかのように思えます。それで私たち夫婦はこの時期を「暗黒の一歳児時代」と呼んでいます。

    生後10ヵ月頃から、なかなか手掴み食べをしないとか、人見知りをしないとか、赤ちゃん芸(バンザイ、パチパチの類)をしない、ラッパが吹けないなどいくつか気になるところはありました。でもまあ、「そういうこともあるだろう。マイペースな子なんだ」と思ってました。

    1才2ヶ月過ぎて歩けるようになり本格的に散歩を始めた頃から、奇妙な行動をするようになりました。
    エアコンの室外機をうっとりと眺めて動かない。
    駐車場の砂利を手ですくっては落とし、を延々繰り返す。
    家からどんどん遠ざかって、引き返そうとするとひっくり返って泣く(こういう時は誘拐犯よろしく肩に担いで拉致)。
    全てのマンホールの蓋を踏んで歩かないと気がすまない。等々。

    当時入っていた育児サークルでも、
    手遊びやリトミックに興味ナシ、ラジカセのスイッチばかり気になって仕方がない。
    公園に行ってもひとり片隅で石砂遊び、お友達が寄ってくると脱走、遊具に乗せようとしても怖がるばかり。
    「お花だよ」「ワンワンだよ」「飛行機飛んでるねえ」いくら声かけしても反応ナシ。
    育児雑誌の、同月齢のお友達モデルを見ても、できることの差がなんだか広がっていく一方。
    それでも「個人差の大きい時期だし」「そういう性格なんだ」と思いたかったのだけれど。

    意味のある言葉が1才過ぎても全く出なくて、なにげなく開いた「家庭の医学」の“幼児自閉症”の項目。…なんか、当てはまる項目が、ありすぎる…でも当てはまらないこともあるし…でもひょっとして…?

    1才半検診の日、「まだ小さいし様子を見ていていいと思いますけど」という保健師さんに食い下がって、発達相談員のK先生に面接していただいた。K先生はこちらが期待していたような?病名を示唆するようなことは何もおっしゃらなかったけれど、「遊び方の課題というものがありますので、やってみませんか?」と言って下さった。
    初めての育児、近くに親兄弟や親しい友人もなく途方にくれていた私は二つ返事で飛びついた。それがHACプログラムとの出会いでした。

    初めは半信半疑、「これって普通の親子遊びじゃないの?誘っても乗ってくれないから困ってるのに。こんなので視線が合ったり声が出るようになるのかしら。」と思ってました。しかしとりあえず次の面接までの3ヵ月、A-1~3の課題を毎日の遊びの中に意識して取り入れてみたところ、記録表に「できた」を意味する○や△の印がだんだん増えていき、子供の普段の反応も良くなってきたような気がしてきました。
    各課題についてスモールステップで設定された評価項目も、途中で投げ出さないで続けることができた要因だと思います。

    単に時間経過とともに成長しただけなのかもしれません。それでも、もやもやした思いのまま何もしないでいることには、親の私の方が耐えられなかったと思います。
    課題を始めて半年後の2才1ヵ月頃、ようやく私を見て「あーちゃ(母ちゃん)」と言ってくれるようになりました。
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    【2005/07/28 21:33】 療育(日本) | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

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