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AUTISTICな日々
長男A太郎のキャッチコピーは「世界に通用する自閉症児」。大学生になり親元を離れて寮生活をしています。定型発達の次男Q次郎は反抗期真っ盛り、サッカーに明け暮れる日々です。気まぐれ更新のため、コメントを頂いてもすぐにお返事できない場合があります、ご了承ください。


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あき母
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    話し言葉が要らなくなる日
    今朝の朝日新聞にこんなエピソードが掲載されていた。
    携帯電話のゲームにはまり、
    親に携帯を取り上げられると目覚まし時計を投げつけるなどして暴れた高校生の話。

    その光景にはなじみがある。
    こだわりグッズを取り上げられて、パニックを起こして暴れる自閉症児。

    話し言葉による発信が難しい自閉症児・者の中には
    パソコンなどの代替コミュニケーション手段を用いて意思表示する人々がいる。
    例えば、以前TIME誌で取り上げられていたハンナ。
    書籍を多く出版している東田直樹君。
    療育者の中には、
    「これは機械を相手にしているだけで、
    本当の意味で人間とコミュニケーションをとっているとはいえない」
    と否定的な見解を示す人も少なくないと聞く。

    だが、いまどきの若者が黙々と携帯メールで友人とやりとりしている姿は
    まさに「代替コミュニケーション装置を使う自閉症者」だ。
    せっかく、「他者と適切に関わる能力」をもって生まれてきたのだろうに。

    そのうち、携帯情報端末を介してしか他者とコミュニケーションをとれない世代が出てくるのではないだろうか。
    もしかしたら既に。

    顔文字、絵文字、デコメ、
    いくら工夫を凝らしたところで
    肉声や表情の伝える豊かなニュアンスに勝るものはないだろうに。

    テレビの見せすぎで後天的に発達障害になるのだと
    まことしやかに唱える人がいまだにいる。
    けれども、いまどきのつまらないテレビなんかよりも
    もっと重大な問題が静かに進行しているのではないか。
    携帯電話依存が、若者のコミュニケーション能力の発達を阻んでいるのではないか。

    他者と関わるのに話し言葉が必要とされない社会は
    自閉症者にはもしかしたら居心地がいいのかもしれない。
    けれども人と人とが決して視線を交わすことなく
    ただ情報端末だけを見つめ続ける光景は
    まるで星真一のショート・ショートの結末のように
    うそ寒いものではないだろうか。
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    【2010/11/16 09:49】 時事雑感 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

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