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ドロップスの展覧会 |
以前にもご紹介した、かわいらしい視覚支援シンボルDroplet Projectですが、 その後iPhone対応のVOCAソフトを発表するなど、 着々と進化を続けているようです。
で、展覧会を開いているというので、行ってきました。
本当はVOCAソフトの実演を見たかったのですが ワークショップの日は所用があって参加できず(残念!)。 まあ見に行ける時に行っておこうと。
で、会場でなんと療育仲間のYさんとバッタリ。 母どうし話し込んでいる間、Qちゃんは元麻布ギャラリーのお姉さんに相手してもらって塗り絵にいそしんでいました。 「この子、ドロップス坊やソックリ~!」 ということで、展示品の3Dドロップス坊やと並んで記念写真まで撮っていただきました。
床一面に貼られたドロップスシンボルの上をペタペタ歩きながら 「マル!バツ!わらってる!おめめグルグル!おこのみやき、あった!」 とご機嫌なQちゃん。 そうか、だいたい3才児程度の認知能力があれば充分使えるって事よね。
ただこの3才児、 思えば生まれたときから絵カードやシンボルマークに囲まれた環境で育ってきたわけだから。そういう意味ではあまり参考にならないかも?
ケチなあき母はHPで無料公開されている700語版のうち その場その場でほしいものを拝借する程度だったのですが 1000語版は名詞中心にさらにパワーアップ。 また、カレンダーやスケジュールなどへの応用例も紹介されていて これはいい!というので 書籍&CD-ROM『視覚シンボルで楽々コミュニケーション』も その場でゲットしてきました。
養護学校の先生方が作ってられるものですから、 基本的に金儲けする気がないんだなあ。というのは、 「商売敵」であるはずのよそのシンボルやコミュニケーショングッズまで紹介しちゃっている辺りからもよく解ります。 あるいは、「俺たちの方がもっといいもの作ってやるぜ」という自信の表れかも? とにかく、お値段がお手ごろなのは助かります。
SST補助教材ソフトやスケジュール作成ソフトなども準備中とのこと。 支援の現場から生まれ、ユーザーの声を取り入れながら進化し続けるドロップス、 まだまだ目が離せません。
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