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おいしい牛乳が飲みたい |
こちらのグローサリー(食料品中心のスーパー)では、1ガロン2ドル前後で牛乳が買える。しかしその多くがlow fat、non-fat、skim milkやせいぜいvitaminD addedである。これはこれで別に飲めないほどまずくはないのだが、牛乳の味には少々こだわりのあるあき父、毎日飲むものなので多少高くてもいいから、少しでもおいしい牛乳が飲みたいという。 またこちらでは乳牛の乳の出を良くするためにホルモン投与を行なっていることが多いとかで、小さい子を育てているお母さんはやはり気を使ってオーガニックの牛乳を選ぶことが多いのだそう。 ということであちこちのスーパーでオーガニックの牛乳を買っては飲み比べていたのだが、どれも割高なくせにお味の方はホルモン処理牛乳と大差ない。あきらめて安い牛乳で我慢しようか、と思っていた矢先のこと。
週末、オーガニック食品を多く取り扱っているWhole food marketというスーパーに立ち寄ってみた。以前から気にはなっていたのだが、日本ではその手のお店はどうも値段がやたら高かったり、「“人工”は一切ダメ、“天然”が一番!」的な押し付けがましさがあったり、というイメージがあり、なんとなく敷居が高くて近寄れずにいたのだ。 入ってみると中身は普通のスーパーで、新鮮そうな野菜が山積み、アメリカ特有の毒々しく着色されたお菓子もなく、量り売りの粉類やチーズや、見やすく陳列された輸入ワインなど。週末ということもあり大勢の客で賑わっている。
ここで見つけたのがシンプルなガラス瓶に入ったCalder DairyのNatural Milk。
ホルモン処理なしとか、ビタミン剤無添加とか、そういう理屈はともかく、これぞ探し求めていた“普通の”牛乳。しっかり濃いめの乳脂肪分と、ほのかな甘みを感じる。なにより、あきのすけの飲みっぷりのいいこと、朝食やおやつのたびに「おかわり」。ハーフガロン(1.8L)のボトルが4日で空になってしまった。また明日買いに行かなければ。
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