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あきのすけの里帰り |
古巣の通園施設からお招きを受けまして、 あきのすけの近況やら、 在園の若い親御さん方に伝えたいこと (って、私もまだそんな年寄りではない、つもりなんですが。笑) など少しお話してまいりました。
その間、あきのすけとQちゃんは父に連れられ 在園児に混じって外遊びに興じていたのですが。
戻ってきたあき父、ポツリと 「あきのすけ、居心地良さそうだよなあ」 定型発達のお子さんの集団の中で、 常に自分を律することを求められ、 親の要求もいつのまにかハードルが高くなっていた。 近頃は叱られる場面も増えていた。 彼が自閉症児であることを、ついうっかり忘れていたかもしれない。
どれだけキャアキャア大声ではしゃごうが、 走り回ろうが、 誰も何にも言わず、笑顔で受け止めてくれる場所。 ここにいた頃は、親も子も、本当に守られていたんだなあ、と改めて思う。
でも。 NGワードではありますが、 「こんなこともできないんじゃあ、もういっぺん○○園に戻って、年中さんからやり直ししなきゃね!」 と母に言われると、半ベソで 「やーだあー、もう退園したんだからあー」 と反論するあきのすけ。
あの頃に戻れないことを、本人が一番よく知っている。 戻りたくない、と思っているのかもしれない。 良い意味で。
辛いことも、その代わり楽しいことも、たくさんある広い世界へ 踏み出していく力をくれたのは、この園だから。
もういちど、ありがとう。 微力ながら、お役に立てることがあればいつでもお声をかけてくださいね♪
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