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夏休みの準備 |
アメリカのプリスクールの夏休みは2ヵ月半とやたら長かったけれど、 あれは休みというより卒業に近い感覚だった。 なにせ新学期が始まって二週間後には帰国だったんだから。
その後お世話になった通園施設にしても保育園にしても、 休むのはお盆と年末年始、年度末のせいぜい一週間程度だったので(ありがたや) 本格的な長期休みは、実際初めての経験になる。
スケジュール命のあきのすけ、 例によって長い休みを前にして、楽しみにするどころか
“せっかく学校にも慣れてきたというのに、 時間割のない日々が三週間以上も続くなんて、 いったい俺はどおしたらいいんだあああ!”
とばかり情緒不安定気味。
そこで、母の頭の整理も兼ねて予定表を作成。 ラジオ体操に、学校のプール開放に、母のパートがある日は学童保育、 学級花壇の水やり当番、町内会の夏祭り、花火大会etc 小学生の夏休み、実は結構忙しい。 寒冷地だけに期間短いし。 「家族旅行はいったいどこに入れられるんだ?」とあき父。
そうそう、プール開放はいつもの授業の時と利用手順が違うから、 それも資料を作っておいてやらなくちゃ。 学童から行く場合と、自宅から登校班のみんなと行く場合と。 集合時刻も違うし、着替える場所も、連絡カードの扱い方も違ってくるし…。 …。 やってられーん。 これ絶対本人混乱するぞ。 いいやもう、毎日学童行ってくれ。学童からプールに行くことに統一しよう。
夏休みの目標の一つはお手伝い、 何をやるか本人が決めて宿題帳に書いておきます、って先生おっしゃってたけど… “げんかんのそうじをする” …だーかーらー、やったこともないこと書くなよお。 去年も保育園で「お風呂掃除を手伝う」と宣言して三日坊主だったくせに。 なんで「花に水をやる」とか「食器を片付ける」とか、もっと現実的な目標を立てない? 先生、家庭で書き直していいですか? …といって、母に「こうした方がいいんじゃない?」と言われても 素直に聞き入れてくれないのだ、近頃の彼は。 それで作りましたとも、「サルでもできる玄関掃除マニュアル」。

これで夏休みの準備はカンペキ?
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