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破れ窓理論2 |
先週の金曜日のこと。 通学路の地下道になぜか、ハンバーガーの包み紙が散乱していました。 すぐ近くにある店舗のもの。 「道路にゴミ捨てちゃいけないんだよね」 「そうだね。すぐ近くなんだから、お店で食べて、お店に捨ててくればいいのにね」 とはいえこのご時勢、落ちているゴミを不用意に触るのも無用心だし、 登校途中ということもあったのでそのままにしてしまったのですが。
土日休みをはさんで月曜日の朝。 「まだ落ちてるよー」とあきのすけ。 自治会でも定期的に清掃活動はしているが、それほど頻度は高くない。 次の清掃日まで毎朝あきのすけの「まだ落ちてるぅ~」を聞かされるのもしんどいし、
なにより。 いくら口頭で「道路にゴミを捨てるのは悪いことなんだよ」と教えたところで、 毎日目にするこのゴミは、 「ここにゴミを捨てたっていいんだよ」 「他人の捨てたゴミなんかほっときゃいいんだよ」 という無言のメッセージを、視覚的に彼に与え続けることになるのではないか。 彼だけでなく、ここを通る大勢の他の子供たちにも。 おそらくここを深夜のたまり場にしているのであろう若者たちにも。
帰り道、不審な点がないのを確かめた上で、ハンバーガーの包み紙と外袋を拾って持ち帰り処分した。 他にもペットボトルやらクッキーの個装紙やらタバコの吸殻やら 気にしだしたらきりがないのだが、とりあえずこのくらいで勘弁してもらおう。
あきのすけとほぼ入れ代わりに近い形で、Qちゃんもこの道を通って小学校に通う。 合計11年、毎朝ゴミ拾いしたら、市に表彰してもらえるかな(笑) ま、そんなことどうでもいいし、そこまでやる気もないけれど。
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