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登校付き添い |
↓の記事でも書きましたが、 学区の端っこにある我が家、片道1.5キロの道のりは子供の足で20分以上かかります。 そして、人口密度の関係からか、なぜかこの学校、通学班による集団登校という制度がない。 めいめい勝手に、ご近所や道すがらのお友達と誘い合わせたりして、三々五々登校するのです。 まあ集団登校制度があればあったで、同じ班のお友達に気を使ったりするのだろうけれど。 というわけで、毎朝、母が学校まで付き添っています。
走る密室である車と違って、ゆっくり歩いていると周囲のいろんなものに気がつきます。 入学して早1ヵ月、通学路の景色も足早に春から夏へと変わっていきました。 こぶしや桜や桃が咲いて、散って、リンゴの花が咲いてあっという間に散って、 そんな風流な話ばかりではなくて 「水仙が枯れちゃった」 「(リンゴ畑の堆肥?農薬?が)くさい」 「どうして今日は地下道の灯りが点いてるの?」 「(通学路沿いのおうちの玄関先の)置物の向きがいつもと違う」 「どうして道路工事するの?」「もう工事終わったの?」 日々のちょっとした変化にいちいち反応して、 良く言えば感受性が強い、 ありていに言えばうっとおしい。 「どーしてどーして」攻撃に、真面目に答えたり適当に受け流したり。
「車が近づいてきたら道の端っこに寄って」 「雨のときはマンホールに乗ると滑るよ」 こんな細かいことも、全て人生経験なんだなあ。としみじみ感じてしまったりしています。
いろんな状況をひととおり経験して、 多少のアクシデントにも動揺せず対処できるようになるためには、 最低一年は様子を見ないとかな。
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