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お泊まり保育 |
「あと大きい行事は、お泊まり保育があるんですよねー」とR先生に言われてはっとした。 お泊まり保育。 親抜きで、保育園に一泊するのだ。
ほどなく配布されたプログラムには、 キャンプ場へ移動して野外遊び、バーベキュー、 園へ戻ってみんなで近所の銭湯へ、 夕食、お楽しみ会、花火大会、 うわあ、盛りだくさんだ。ついていけるのか? 夕方疲れてパニクらないか? 夜中まで騒いで迷惑かけないか?
先生方はお出かけ先の写真を撮って絵本仕立てにしてくださったり、 注意事項の「お約束」や、プログラムの確認などを 普段の活動時間を割いてしてくださっているようで あきのすけはすっかりやる気満々、 お風呂も「先生が女の先生だから~、女湯に入ります」などとつぶやきつつ「独りで洗う」とがんばっている。
「お泊まり保育は、お母さんいないよ。寂しくない?」と聞いてみたら、 「さびしくない。たのしみ!」とキッパリ。 えーえー、あんたはそういうヤツですよ。
「行ってきます」のあいさつもそこそこに、教室に消えてしまったあきのすけ。 いいお天気でよかったね。 でももしかして園からトラブルの連絡があるかも…と、いつもより携帯が気になる。
遊び相手がいなくて、ちょっと寂しげなQちゃん。 静かで、長い夜。 これを乗り切ったら、きっとうんと自信がつくね。 おみやげ話、楽しみにしてるからね。
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