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Daylight Saving Time |
10月末までサマータイムである。こちらではDaylight Saving Timeというらしい。
我々が子供の頃は「子供は五時までには家に帰りなさい」と言われたし、日本を出る前はあきのすけを連れて外出するのはなるべく午前中、遅くとも夕方四時の子供向けテレビ番組までには家に帰るようにしていた。ところがこちらでは(私の家の周囲だけかもしれないが)お昼寝は四時ぐらいまでさせておき、その間に夕食の支度を済ませて、だいたい五時ごろからお散歩に行ったりするらしい。早く帰宅してきたお父さんと連れ立って来ている子もいる。そうしてひとしきり遊んで陽が沈んだら家に帰る。日本にいたときよりお風呂も夕食もやや遅い時間にずれ込んでしまうのだが、外遊びをして満足するのか就寝時にぐずることはかえって減ったかもしれない。
問題は朝である。七時に起床しても外はまだ真っ暗。ごそごそと用意して朝食を食べ始めた頃ようやく陽が上ってくるのである。時差ボケの体にこれは結構きついものがあり、最初の一週間はあき父にひとりで支度して出勤してもらい、私とあきのすけは九時過ぎまで寝ていたりした(汗)。 しかし元々朝寝坊な私、朝焼けだの夜明けだのというものはほとんど見たことがない。高い山のないこの土地で、地平線近くから昇ってくる真っ赤で大きい太陽を見たときには、ちょっと感動した。
それにしても、ようやく一日のスケジュールが定まってきたところで渡米し、時差ボケを直すところから始まって日課を構築しなおし、やっと定着しかかってきたところで月末にはまた時計を1時間ずらす。季節的にも寒くなるので夕方の散歩はできなくなるだろう。頭の痛い話である。
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