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ぼく、おへんじは? |
「ちゃんとおへんじしたいとおもってるのに…。」 そんな「ぼく」のつぶやき。
子供が語りたいことと、大人が聞きたいことのズレ。 社交のための無意味な世間話への違和感。 「シャルルおじさんみたいにしつもんしてくれない?」という「ぼく」は、 きっと息子の気持ちを代弁しているんだろうと思う。
答えにくい質問をしてくるオトナの気持ちを知ったぼくは、 「これからはちゃんとおへんじしよう。おとながつかうようなことばもおぼえよう。 ぼくがおとなになったら、こどもにはよくかんがえてしつもんしよう」と決意する。 むくちなコドモと、 コドモとの話し方を忘れてしまったオトナのためのソーシャル・ストーリー。
少し字が多いので、読んでやるのが大変なのが難点。
文 ヤニコフスキ・エーヴァ 絵 レーベル・ラースロー 訳 いせ きょうこ ポプラ社
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