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「歯がぬけた」 |
10月に「歯医者デビュー」という記事を書きましたが、その後ほどなくあきのすけは最初の乳歯とさよならしました。この人生の一大イベント?にあたり伝えたいことは ・なぜ歯が抜けるのか ・抜けた歯はどうするのか この二点を、バランスよく、幼児にも解るように書いてある本が…なんでないんだよっ(怒) 本屋にそもそもその手の本がほとんど置いてない。 最初の歯が抜けるのがだいたい6歳前後だというのに、絵本の対象年齢はたいてい小学生以上。いかにも歯医者が書いた、単に科学的知識を羅列して「だから歯を大切にしましょう」うーん、読んでてちっとも面白くない。 翻訳物の絵本は日本人になじみのないTooth Fairyが枕に小銭、入れてやっても別にいいんだけど、あきのすけはまだお金の価値が解ってないから喜ばないし。 みんなどうやって説明してるんだ??
Amazonでようやく探し当てたこの本、あれれ、続けて同じ作者の本でした。 中川氏は保育士さんとのことで、 子供のキモチ、子供の心に届きやすいコトバをよくわかってらっしゃる。 題材や内容もきれいごとのオハナシではなくて、日々子供の世話をしている人間が「これ子供にどう説明しよう?」と考え抜いたらこうなった、というのがよくわかります。 必要かつ十分な情報量、随所にちりばめられたユーモア、秀逸です。
作 中川ひろたか 絵 大島妙子 PHP研究所
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