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Made in Chinaはこわい? |
中国製品に対する信頼を揺るがす事件がこのところ続いていますが、とうとう子供の玩具にまで波及したようです。
中国製「トーマス」に鉛=日本でも販売、自主回収へ-米
あきのすけは別にトーマスフリークではないのですが、渡米直後に現地で購入したレールセットがありまして。 ちょうど回収対象品と同時期の製造で、おそらく日本では販売されていない製品なので、念のため米国RC2 Corporationのサイトで確認してきました。 とりあえず該当製品ではないようでひと安心。
アメリカ人は鉛に関しては非常にビビッドに反応する人たちで、なんでも過去に鉛による健康被害が社会問題化したことがあるらしく、アパートを借りる時も学校に入るときも「ペンキに含まれる鉛がどーたらこーたら」というような文書を読まされサインを求められました。 という事情をおいても、やはり小さい子供の玩具に有害塗料が使われるというのはあってはならないことで。消費者はそういうことはないと信じて商品を購入するわけで。
「安いものにはわけがある」というけれど、あまりにも急激に経済発展を遂げている中国という国の、歪みがここに来て一気に噴出しているような気がします。 私が中国を訪れたのはかれこれ20年近く前になりますが、「働いても働かなくてももらえるお給料は一緒」という共産主義体制下で、労働者の勤労意欲・モラル・サービス精神というものがお話にならないくらい衰えてみえたことを覚えています(個人としてお話をすると、いい人たちなんですけどね)。その後の経済開放路線によって拝金主義が席巻した結果が、これです。 中国製品不買、はまあ現実的に不可能だろうけれど。 小遣い稼ぎに中国株でも買ってみるかと思っていたけれど、やめました。
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