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キーライムパイ |
近所のスーパーで、メキシコ産キーライムが売られているのを発見。 一般的なライムよりうんと小さくて、カクテルを作る時に使ったりするのだ。カリブ海クルージングの時立ち寄ったバカルディの工場では、このキーライムとラム酒を使ったモヒートというカクテルを試飲させてくれたっけ…なんてことを思い出し、つい懐かしくて買ってきた。 これを見たあき父がリクエストしたのが、「キーライムパイ」。 現地でスーパーの冷凍もののケーキを一度食べたきりなのだが、日本ではまずお目にかかれない味ということで懐かしくなったらしい。
さっそくレシピを検索してみるが、当然のことながら日本語サイトにはほとんど情報がない。で、久しぶりに英語レシピを解読することに。 しかし例によってアメリカレシピというのがくせもので。 もしオリジナルレシピどおりにコンデンスミルク=練乳を、丸々一缶ぶち込んで巨大ケーキを焼いてしまった日には、ベタ甘~!カロリーがぁ~!とわめくことになるのは目に見えている。 そこで、日本のオーブンと型に合わせて材料を減らし、練乳の代わりにエバミルク+砂糖で甘さを調節することにした。
数回試行錯誤して、ひとまずできたのがこれ。

ブ、ブサイク…。
甘味と酸味のバランスはよし。体の中がきれいになりそうな、爽やかで夏らしい味わいだ。 ただ今回初挑戦の、グラハムクラッカーの台が切り分ける時にボロボロに崩れてしまったので、お皿に乗せた状態の写真はなし。試作のときのタルト台の方が見た目的にはまだマシだった。というか、フィリングを流し込んで焼くだけのお手軽冷凍パイディッシュ、どうして日本では売ってないんだろう×××。
最大の難点。キーライムは小さすぎて、普通のレモン搾り器では搾れないのだ。必要な量の果汁を確保するのに延々とちまちま手で搾るのは、かなりめんどくさい。 ということで、また作るかどうかは、かなり微妙です。 レモンチーズケーキで、似たような味が出せないかな?
今回のレシピ(15cmタルト型1台分) 卵黄 1個 粉砂糖 40g エバミルク 80ml キーライム果汁 40ml(約6~10個分) キーライム果皮すりおろし(緑色の部分のみ使用) 小さじ1 (↑ひと回り大きい型で、2倍量を作った方が、作業はしやすいです。ライム果汁を絞ることを除けば…。)
卵黄を白っぽくなるまで泡立てる。 粉砂糖を加えてさらに泡立てる。 エバミルクを入れて均一になるまで混ぜる。 キーライム果汁を二回に分けて入れ、均一になるまで混ぜる。 *ライム果汁の酸と牛乳成分が反応して固まり始めるので、果汁を入れてからの作業は手早く! パイシェル(下焼きしたタルト台または砕いたグラハムクラッカーで作った台)に流し込む。 180度Cに予熱したオーブンで15分焼く。 荒熱を取り、冷蔵庫で十分冷やしてからいただく。 ホイップクリームを添えるとさらに良。
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