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概念のカベ2 |
調子に乗って、公文の幼児ドリル「やさしいかずかぞえ」(対象年齢3・4・5歳)を買ってきた。 数字を読む。 数字を書く。 同じ数の具体物(絵)と●を線で結ぶ。●と数字を線で結ぶ。 具体物(絵)あるいは●がいくつあるか、数字で書く。 ここまでは快調にクリア。楽勝じゃん、こいつ結構頭いいかも。と思った矢先。 「おおいほうに○をつけましょう。」という課題。 とたんに、つまずいた。 ぜんぶの解答欄に○を書いてみたり。 ことごとく少ない方に○を書いてみたり(思わず「わざとか?」と聞いてしまった)。 「こっちはいくつある?」「2」「こっちはいくつある?」「3」「じゃあおおいのは?」「…」 一円玉で訓練したことを、もう忘れている。
大抵のことには驚かないつもりだったけど。抽象的な概念が理解できないって、こういうことなんだろうか。 どうして解らないのかが解らない。どう説明したら理解してもらえるのかが解らない。 きっと“ふつうの”子はこんなところでつまづかないんだろう。もしかしてこの子はLD(学習障害)も持ってるんじゃないだろうか。 なんだかいろんな想いがグルグルして、すっかり頭を抱えてしまった。
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