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おふろ、なくなっちゃった |
引っ越してきて3日目、「お風呂入ろう」とあきのすけを誘ったが「いららない、いららない」と断固拒否の構え。新生児の頃からお風呂大好きで、泣いてぐずっててもお風呂に入れば泣き止むような子だったのに、なぜ? それでも、なだめすかしてどうにかバスルームに連れて行きトイレに座らせて服を脱がせて、浴槽に入るよう促した時、彼はぽつりと言った。
「おふろ、なくなっちゃった。」
そういえば、引越し初日に給湯器の調整がうまく行かなくて、途中からお湯が出なくなっちゃったので、2日目は湯船にお湯を張らないでシャワーだけにしたんだった。当然、今日も湯船はからっぽ。 「お風呂に入ろう」と言いながら、「お風呂」にお湯が入っていない。 確かにこれは彼にとっては許しがたい状況に違いない。
慌てて少しお湯を張ってから彼を浴槽に入れる。深さは足りないが気が済んだらしく機嫌よく遊び始めた。中で体を洗うのでお湯はだんだん汚れるのだが、それは構わないらしい。 アメリカ式の「壁の上の方に蓮の実型シャワー」もお風呂を嫌がる要因だったようだが、きょう船便で洗面器が届いたので、これなら頭からお湯をかけても大丈夫。 しかし、こんなところにチェックポイントがあったとは。
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