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AUTISTICな日々
長男のキャッチコピーは「世界に通用する自閉症児」。高校生になったのでHNをあきのすけから「A太郎」に、そろそろ思春期の弟もついでに「Q次郎」に変えることにしました。


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あき母
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  • 怒りんぼうで、食いしんぼうで、ナマケモノ。
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    長い長い一日(アメリカ初日)
    飛行機を出て下りエスカレーターに乗り込んだところで、母とあきのすけの上着を機内に忘れてきたことに気づく。思いのほか現地が暑かったのだ。たまたま後ろにいた乗務員に"I left my coat"と訴えてみる。返事は良く聞き取れなかったがあき父によると、引き返せないので行った先で誰かに相談しろと言うことらしい。入国審査の手前で空港職員に事情を説明したら取りに行ってくれた。それは良かったのだが、待っている間に他の乗客はすっかりいなくなってしまった。
    空いたUS citizen用のカウンターで審査してくれるというので移動。黒人の女性審査官は初め気難しげにあき父に"What's the aim of immigration?"と質問。あき父緊張したのかたどたどしい英語で答える。"For J1 papers?"ときかれ、DS-2019を差し出すとようやく少しくだけた表情になり、指紋と顔写真を照合した夫が"Same person?"と話しかけると"Different!"(もちろん冗談)と返してくれた。私とあきのすけは特に質問もされず、笑顔で"Bye!"。

    荷物を取りに行くと私たちの分だけが、停止したベルトコンベアー上に点々と残されていた。カートに乗せて、出国の時と違って機嫌のいいあきのすけに押すのを手伝ってもらい税関へ。現在アメリカには食品の持ち込みは原則禁止なので、トランクを開けて没収されたら嫌だなあと思っていたのだが事なきをえた。到着ロビーで出迎えの人と合流。あき父の勤務先の人が車で送ってくれた。新居の鍵をpick upし、荷物を置いてみんなであき父の上司に挨拶に行ったり、いろんな手続きのため事務所めぐりをしたり、当座必要な品を買いに行ったりする。
    あきのすけは新しい家に入る時も場所見知りをせず、見知らぬ土地が物珍しく興奮している様子でおとなしくついてきたが、座りっぱなしだったり連れ回されたりでストレスがたまっていたのだろう。歩きながら「おそとであそぼう」と何度もつぶやいていた。

    入れ代わりに日本へ帰国する方から譲っていただいた家具を、夕方搬入することになっていたので、家の中の様子をチェックしている時に、第一の事件は起きた。
    階段を上り下りしたり電灯のスイッチをパチパチしたり機嫌よく遊んでいるあきのすけからつい目を離して、地下室を見に降りた母。一階へ戻ると、あきのすけの姿が見えない。二階のベッドルームにも、バスルームにも、いない。もうすぐ搬入が始まるので玄関は開けっ放しだ。まさか。
    慌てて飛び出すとちょうどあき父が手伝いの人数人と共に帰ってきた。「あきのすけが、いない!」そう叫ぶと、家の中を再度確認に走るあき父。やっぱりいない。外だ。今まで脱走癖がなかったので油断した。知らない土地で、初めての土地で、車の通る道もすぐ近くだ。みんなで手分けして探す。まずは駐車場だ、今日何度も乗り降りしたし、あきのすけは車が大好きだ。いない。立ち話をしていた日本人の女の子に聞くとさっきまでいたと言う。教えられた方向へ走り、子供を遊ばせていた東洋系の女性に尋ねてみる。英語がわからないようで、そばにいた男性に説明するが見なかったと言う。どこまで行ったんだろう。泣きそうになりながら家の方へ向かうと、手伝いに来てくれていた人のひとりが両手で丸を作り「いたー!」お友達が家の前で遊んでいるのを見て、ふらふらついていったらしい。みつかってよかった。ほんとうによかった。

    気を取り直して荷物の搬入再開。ここで第二の事件発生。
    二階にいたあきのすけ、階段を降りてくる途中で物音に驚いたのかバランスを崩し、「鎌田行進曲」の銀ちゃんよろしく階段を三、四段横様に転げ落ちた。慌てて駆け寄る母。火がついたように泣き出すあきのすけ。起き上がって歩いている、手足に怪我はないようだ。あきのすけはひどく泣くと吐き気を催す。ゲホゲホとむせるのが泣いているせいなのか頭を打ったせいなのかわからない。タオルが見つからないのでTシャツを濡らして頭を冷やしながら様子を見る。いきなり911を呼ばなきゃいけないかと思ったが、なんとか落ち着いたようだ。
    そんな騒ぎの間にも荷物は着々と搬入され、なんとか家らしくなった。手伝ってくれた皆さんにお礼を言い、お土産を渡して解散。

    シャワーを浴びて一息ついてから夕食へ出かける。あきのすけは数口食べたところで眠ってしまったが、車で家に戻ってきたところで復活。「おなかすいた」と言いながら、寝る気配がない。しかし父も母もさすがにもう付き合う余裕はない。
    落ちるといけないので、ベッドのマットレスを床に敷いて寝ることにする。クイーンサイズなので三人並んで眠れそうだ。トイレに行って、部屋の電気を消して「おやすみなさい」。
    しかし枕が替わると(ていうか枕はまだ買ってない)眠れないのは大人も子供も同じ。日本時間ではちょうど一番元気な午前中の時間帯だ。一度目が覚めてしまうと寝付けないらしく、おもちゃを鳴らしたり歌ったり、テンションは上がる一方で寝ようと言う気は全く感じられない。再び母のストレスが上昇、もう今度何かしゃべったらひっぱたく、と思ったときあき父が間に入った。母は一階に降り、ソファに横になってクールダウンすることにした。二階ではまだ歌っている。ご近所迷惑にならなきゃいいのだけれど。
    と思っているうちにうとうとしていたらしい。気がつけば二時間ほど経っていた。声はもう止んでいる。

    冷蔵庫を開けて水を飲んだりごそごそしている気配を感じてあき父が降りてきた。ひと寝入りしてお互い少し冷静になったところで明日の予定を相談する。とにかくフライトで疲れたところで立て続けに「あれもしなきゃこれもしなきゃ」で、今日はパニック状態だった。自閉児向けのスケジュール表じゃないけれど、やることをリストアップして優先順位をつけて、順番にやっつけていかなきゃ。私も出国までの段取りで手一杯で、到着後の作業フローまでは作成できていなかった、これは反省点。
    ひとまず明日の予定を立てて、予定の中にあきのすけの散歩を入れることを認めさせた。彼のストレス発散と、探索行動は、他のセットアップ同様に重要な作業だ。今日の脱走騒ぎでそれを痛感した。転居を機にこれが常態化しなければ良いのだが。
    長い長い10月3日が、こうしてようやく終わった。
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    【2005/10/07 00:56】 アメリカ生活 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

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