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光陰矢のごとし |
あきのすけが通園施設に通い始めました。 渡米直前、一時入所で受け入れてくださっていたところです。今度は正式入園が認められました。 送迎で他の保護者さんと顔を合わせると、皆さん異口同音に「そうか、もう一年経ったんだー。」とおっしゃいます。 時間は誰の上にも等しく流れているわけで。アメリカに行って帰ってきた我が家にもいろんな出来事があったけど、制度や法律の変わり目に振り回された日本の仲間たちにも、きっといろんなことがあったのだろうと思い。 久しぶりに会うあきのすけのクラスメートたちも、みなそれぞれに成長していて。
一分が永遠に思えたあの頃…。 回るものに見とれ砂を風に流し続けるあきのすけを気が済むまで見守っているだけの散歩、昼夜何時間にもわたる寝かしつけ、何をしてもおさまらないパニック泣き、何を話しかけてもかえってこない返事。 いくらネジを巻いても動かない時計のように、徒労感だけがあったあの頃。 時間の経つのが早く感じられるようになったのは、ようやくいろんな歯車がかみ合い始めたからかもしれない。
こうして子供たちはあっという間に小学生になって中学生になって、大人になってしまうんだろうか。 その間に私はどれだけのことができるんだろうか。
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