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おもらししちゃった |
久しぶりのトイレネタです。
クルージング以来、「トイレでウンチ」がようやく軌道に乗ったあきのすけ。外出先では緊張して出せないたちなのが、長期旅行でいい方に作用したらしい。 自分で排便をコントロールできるのがよほど嬉しいのか、トイレに行くたびにウンチが出るまで頑張ろうとするので時間がかかって仕方がないが、まあパンツにされるよりは良しということで。
これでお尻を拭く以外の作業はひととおり自分でできるようになったので楽チン…と言いたいところだが、パンツマン宣言をする前にまだ最後の、最大の難関が残っている。
「便意(もしくは尿意)を伝える」ということ。
いや、別に伝えてくれなくてもいいのだ。したくなったら勝手にトイレに行ってくれていいのだ、家の中にいるときは。 あるいは、頃合を見計らって親が声をかけたときに、素直に行ってくれればいいのだ。 だが、「トイレ行こう」「いや!」→おもらし、の構図からなかなか抜けられない。
トイレさまも、親が操作していることがバレてしまった。外出前など早く行ってほしいときにこっそり「1分」セットして鳴らすということをしていたら、いつのまにか操作方法を覚えてしまい、自分でキーを押して60秒カウントダウンしてからでないとトイレに行かない、というこだわりになってしまった。ということで現在トイレさまには、あきのすけの目に触れない場所でお休みいただいている。
玄関のスケジュールボードも更新した。あきのすけの目の前で、 「ただいま」 「くつをぬぐ」 「トイレ」 「あそぶ」 と紙に書き、「お外から帰ってきたら、ただいまを言って、靴を脱ぐ。靴を脱いだら、トイレに行く。それから遊ぶんだよ。」それぞれの札を自分でボードに貼らせて、更に手を触れさせながら確認させた。 これも作って2、3日はよかったのだが、いまは遊びたい気持ちがどうしても先に立つ。特に学校のある日は下校間際にトイレを済ませるので、帰宅直後は「まだしたくない」ということもあるらしい。 それで、遊んでいるうちにおもらし。
トイレに限らず「指示されてする」ことには抵抗があるらしい。 でも想像力や因果関係の理解が弱いので、 トイレに誘われる→「イヤイヤ」→おもらし→叱られる、というように、 「イヤ」を言うことで自ら不利益を招いている、ということには気がついていないらしい。 なんでも親の言うとおりにしていれば大丈夫、みたいな指示待ち人間になってもらっては困るのだけれど、好意で提案していることを毎日毎日朝から晩まで「イヤイヤイヤイヤイヤ」で返されては、「いったい何がご不満なのか、合理的な理由を100字以内で説明せよ」とも言いたくなるではないか。「『イヤ』は一日100回までにしてくれ」とも言いたくなるではないか。
着替え、トイレ、食事、学校、お風呂。 どれだけ手を抜こうと思っても、目をつぶって妥協しようと思っても、これだけはやってもらわないと困るということは、ある。 いつか折り合いがついて、理不尽な要求以外には「イヤ」を言わなくなる日がくるのだろうか。 自分が「イヤ」を言うせいで、母ちゃんが悲しくなったり怒ったりするのだと気がついてもらえる日が、本当に来るのだろうか。
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