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舌の根も乾かぬうちに |
↓の記事で、 読まなきゃいけない英語があ~ と愚痴ったばっかりなのですが。
今日、あき父が「遅くなったから大学まで車で送って」と言うので、せっかくだからダウンタウンの本屋に行ってきました。いつもはあきのすけやあき父と一緒なので、落ち着いて見れやしない。
で、買ってしまいました。
Shel Silverstein著 "The Missing Piece"
日本でも「ぼくを探しに」というタイトルで出版されている有名な絵本なのですが、やはり原文の英語のリズム感は、日本語にはない良さがあります。
実は高校生の時、文化祭でこの本のアニメーション上映を見たことがあります。 当時はコミカルなお話としか思わなかったのですが、倍以上の人生経験を経たいま読み返すと、 自分も傷つきあるいは相手を傷つけてしまう恋愛のほろ苦さとか、 周りも見えないくらい夢中で生きていた青春の日々(っていまもそんな年寄りじゃないんですけど) を思い出して、しんみりしてしまいます。
欠点も含めてまるごとそのままの自分を受け容れる、って、言葉で言うのは易しいけれど本当に難しい。 いつもいつも、ないものねだり。そして自己嫌悪。 そんなとき、欠けた部分を抱えたまま、虫たちとお話しながら、どこまでものんびりと転がっていくこの主人公を思い出せたら、と思います。
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