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AUTISTICな日々
長男A太郎のキャッチコピーは「世界に通用する自閉症児」。大学生になり親元を離れて寮生活をしています。定型発達の次男Q次郎は反抗期真っ盛り、サッカーに明け暮れる日々です。気まぐれ更新のため、コメントを頂いてもすぐにお返事できない場合があります、ご了承ください。


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    今回は本について、がテーマ。
    発達段階ごとにどのような本を選んだらいいか、子供の興味をひきつけるにはどうすればいいか、内容の理解を促すためには、といったことが書かれているのだが、
    実はあきのすけは、もうひとりで絵本が読めてしまう。自慢じゃないけど。と言いつつ自慢してるんだけど(汗)。
    じいじから贈ってもらった「きかんしゃやえもん」、字も多いしまだ難しいかな、と読んでやらずに本棚に入れっぱなしにしていたら、いつのまにか自分で引っ張り出して読んでいた。母ちゃんに怒られた時「そんなにおこるな、けっとん」という返事が返ってきたので力が抜けてしまった。
    最近では母ちゃんが読んでやろうとすると怒るので困っている。
    とHome Visitの時P先生に相談したら、「気長に、楽しくintrude(介入)してみて」と予想通りの返事しかもらえなかったのだが、昨日は文章の最初の字だけ自分で読んで、続きを母ちゃんが読むということで折り合いがついた。
    「はちみつ」を「8三つ」と思っているらしかったので、Honeyのボトルを見せて「これがはちみつ。きんいろの、甘いはちみつ。」と説明したらようやく腑に落ちたような顔をしていた。

    と、こんな調子なので、今回は特に目新しく感じたことがなかったので、「文字によるコミュニケーション」について私が思ったことを書こうと思う。

    こちらでは、マンガは子供が見るもので、いい大人は活字のみの本を読むものだ、と思われている。これは有名な話。
    だからかどうか知らないが、図解してくれれば簡単なのに、と思われるところまで何でもかんでも言葉でくどくど説明してある。
    例えば道路標識。
    STOP=一時停止。これはまあいい。
    No Turn on Red=赤信号右折禁止。こちらの交通ルールでは、赤信号でも安全確認さえすれば基本的に右折して良い(右側通行だから)。特に交通の激しい交差点のみこのように規制が入る。
    Bridges may be ICY.=橋上凍結注意。
    Right(Left) Lane Must Turn Right(Left)=右(左)車線は右(左)折専用。ということは、直進するなら真ん中の車線に移らなきゃ。と考えている間に交差点に着いてしまい、強制的に曲がらされて道に迷う。このあたりから外国人にはちょっとしんどくなってくる。
    Traffic fine doubled in work zone=道路工事区間では、罰金は二倍になりますよ。
    大抵これに引き続き、「作業員を死なせたりケガさせたら罰金いくら、懲役何年だからね」という脅し文句を書いた巨大な看板が出てくる。もう見慣れたが、運転しながらそんな長い文章を読んで意味を考えていたら危ないじゃないか。
    という具合に、ほとんど全部「言葉で」書いてある。間違いがないといえばそうなのだが。

    たまにレストランに入ると、メニューに写真が入っているのを見たことがない。全部英語でくどくどと、これはこういう材料を使ってこういう調理法で、と書いてある。いちいち解読想像していると、目を通し終わらないうちに注文を取りに来てしまう。それで目に付いたものを適当に頼むと妙な料理が出てきて、しかもチップだ何だと高くつくので、結局行くのはどうしてもファストフードばかりになってしまう。
    こちらは先日ご紹介したシカゴピザレストランのメニュー。


    使用説明書もひどい。
    こちらはPL法などうるさい国なのでさぞかし懇切丁寧な説明書が付いてくるのかと思いきや。わが愛用のフードプロセッサーの説明書、66ページのうち写真はこの1ページだけ。
    torisetu

    左側の、各部品の名称を示した部分のみ写真入り。あとは右側のように、全てびっしりと英文。難しい文ではないが、読む気が失せる。

    だからこの国でTEACCHが生まれた理由も、わかる気がする。
    米国人には絵や図を使う習慣がないので、よっぽど意識して使う必要があるのだ。

    日本人は漢字を使う。ひとめ見ただけでその字が何を意味するか瞬時に判別できる。これは考えてみればすごいことだ。裏を返せば、視覚情報処理に強い民族であると言えるかもしれない。日本のアニメーションはこちらでも大人気だが、視覚支援ということに関して言えば、実は日本人の方が優れたセンスを持っているのではないか。
    様々な写真や記号があふれている日本という国は、その点だけで言えば自閉症者にとって住みやすい国と言えるのかもしれない、と思う。
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    【2006/04/28 05:29】 HANEN | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

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