こちらでは、マンガは子供が見るもので、いい大人は活字のみの本を読むものだ、と思われている。これは有名な話。 だからかどうか知らないが、図解してくれれば簡単なのに、と思われるところまで何でもかんでも言葉でくどくど説明してある。 例えば道路標識。 STOP=一時停止。これはまあいい。 No Turn on Red=赤信号右折禁止。こちらの交通ルールでは、赤信号でも安全確認さえすれば基本的に右折して良い(右側通行だから)。特に交通の激しい交差点のみこのように規制が入る。 Bridges may be ICY.=橋上凍結注意。 Right(Left) Lane Must Turn Right(Left)=右(左)車線は右(左)折専用。ということは、直進するなら真ん中の車線に移らなきゃ。と考えている間に交差点に着いてしまい、強制的に曲がらされて道に迷う。このあたりから外国人にはちょっとしんどくなってくる。 Traffic fine doubled in work zone=道路工事区間では、罰金は二倍になりますよ。 大抵これに引き続き、「作業員を死なせたりケガさせたら罰金いくら、懲役何年だからね」という脅し文句を書いた巨大な看板が出てくる。もう見慣れたが、運転しながらそんな長い文章を読んで意味を考えていたら危ないじゃないか。 という具合に、ほとんど全部「言葉で」書いてある。間違いがないといえばそうなのだが。