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同年代と比べるのは子どものうちだけ |
某巨大掲示板の過去発言救出シリーズ 今回は「同年代と比べるのは子どものうちだけ」
同じ年頃の子ども達と比べて、優れているとか劣っているとか そういう話をするのって子ども時代のうちだけ、学校にいる間だけなんです。
この子たちがいつか大人になって社会に出て行けば 齢とってたってダメダメな人はいるし 若くたってスゴイ人はいるし みんなそれぞれに、得意なこと、苦手なことはあって 得意なことを生かして世の中になにかしら貢献して 苦手なことは誰かに手伝ってもらって 自分なりに出来る範囲で、頑張って生きている。 人それぞれの幸せの形があって、それは他の誰かと比べようのないこと、比べても仕方のないこと。
子どものころ威張ってた奴がつまらない大人になってたり 目立たない冴えない奴が立派な仕事をしていたり 健常児の世界だって、そんな話はきっといくらでもあって。
もしお子さんがこの世界できちんと自分の居場所を確保できて そこそこ幸せに生きることが出来ていたら あなたがいま感じている胸の痛みは ちょこっと古傷がうずく程度になるかもしれません。
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第5波 |
A太郎が帰省してきた夢を見た。
8月第1週まで、大学の試験だった。 試験勉強に集中してもらおうと思って、あまり連絡も取らなかった。 試験が終われば、9月末まで長い夏休み。いつでも都合のいい時に、帰ってくればいいやと思って。
オリンピックで現実逃避している間に、コロナの感染状況はどんどん悪化していった。 東京都の緊急事態宣言は8/31まで延長。 8/2、寮のある神奈川県も、まん防から緊急事態宣言に移行。 試験が終わったらPCR検査して、さっさと実家へ疎開するか…なんて言っていた矢先 8/5、我々の住む圏域もレベル5(まん防一歩手前)指定。 「県境をまたいでの帰省はご遠慮ください」という知事談話も出てしまい。
8月いっぱいは無理せず、読書でもしながら寮で過ごして 9月になったら状況を見て帰れそうなら帰る、ということにしたのだけれど。
8/7、寮で感染者が出たという知らせが。
なにせ集団生活、風呂トイレ共用、食事も食堂で入れ代わり立ち代わりという 極めて感染リスクの高い環境。 「中等症以下は自宅療養」という政府方針が、3日に出されて大批判を浴びて5日に修正というドタバタがあったばかりだったので 「え、若くて軽症ならもしかしてまだ寮内にいるの?それヤバくない? さすがに宿泊療養施設とかに移すよね?もしかして空きがなかったりする?」
元々お盆休みは食事の提供がない予定だったので、食料は各自調達して自室でとり、風呂は使わずシャワーでということになったそう。 とりあえずフルグラは買い置きしておいたというので いやいや大学生男子がフルグラだけではもたないでしょう、と 「冷凍食品とかパックのご飯とかカップ麺とかあった方が」 と言ったら 「電子レンジや湯沸かしポットは共用だから感染リスクが。万一自分が発熱とかしたら使えない」(※火災防止のため自室に熱源は置けない規則) …ナルホド。 とりあえず、火を使わないでも食えそうなものということで災害時用のアルファ米とかレトルトおかずとか、Q次郎のおやつ用に買ってあったLLパンとか、カロリーメイトとかスポドリの粉とか、寮の近くのスーパーでは売ってなさそうなもの中心に段ボールに詰めて送りました。
その後、陽性者は宿泊療養施設に移され、濃厚接触者に当たる人はいなかったということで。
A太郎は元々超インドア派なので感染リスクは低いとは思うものの 万が一向こうで感染したらさぞかし心細かろう いやこっちで感染したって結局見舞いも何も出来ないのだから一緒と言えば一緒なんだけど
首都圏の増え続ける感染者数、医療の逼迫する状況をニュースで見るにつけ 9月になってもこれ収まらないんじゃないか やっぱりさっさと帰省させた方が良かったのか でもこちらも新規陽性者のかなりの割合が都会からの帰省者らしいのを見ると、やっぱり無理かなあと思ったり。
スーパーに行くと お盆を故郷で迎える人のためにと、いつもより豪華な食材が店頭に並んでいて でもやはり帰省を控えている人が多いせいか、たくさん売れ残っていて。 A太郎にうまいもの食べさせてやりたいよなあ、とため息をつきながら 3人分の買い物をする。
心配していると伝えれば、きっとよけい不安になるから 能天気な母ちゃんでいる。
なのにこんな時に限って長雨の予報。 なんだかなあ。
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