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雨やどり? |
物干しざおに「かわいい子がいるよ」とあき父。

巣立ったばかりとおぼしき、ツバメのヒナ。 今日は雨降りだから、飛ぶのも大変だよなあ。
と思ったら、足元にもいた。
 クチバシの黄色いのが。
軒先に巣を作るぐらいだから、本当に人を恐れないのね。
今日は涼しいから、低体温にならないよう、ちゃんと食べさせてもらうんだよ。
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「IMAGINE」を読み返してみた |
集団的自衛権の行使容認が閣議決定されてしまった。
「ナチスがやったみたいに、ジワジワと」という恐ろしい発言が なぜかさほど問題視されなくて そして本当にジワジワと この国の空気が変わっていく。
力を持つことが抑止力になるんだ、という総理の説明に いったいこの人は何十年前の理屈を持ち出してきたんだろう…と考えていた。
私が小学生の頃。 アメリカとソ連が軍拡競争をしていた。 相手と同等以上の力を持つことが、結果的に戦争の抑止力になるのだと言って
世界を何十回破滅させるだけの核爆弾を生み出した。
もしかしたら明日にも核ミサイルのスイッチが押されて 世界は滅びるのかもしれない そんな緊張感の中で生きていた 小学生にだってわかった、「こんなの馬鹿げている」と。
当時のアメリカにとって、日本列島は対ソビエトの最前線基地だった。 もし戦争になったら、きっと真っ先に戦場になる。
相手が替わっただけだよ。
あの時代に、彼も生きていたはずなのに その恐怖感を、どうして覚えていないの? もう「大人」だったから?
『人を殺すに足る理由も 自分の命を投げ出すだけの理由も ほんとうはどこにもないのに 国のため、宗教のため、なにかを所有するため それが争いの元になるなら、そんなのいっそ全て無くしてしまえばいいのに』
もう40年も前に たったひとりの歌手が見抜いていた真実にたどり着けなくて いまも世界のどこかで争いが起こり それを他人事のように思っている
痛みを感じることのできない人間が 他人に痛みを負わせようとしている
もしかしたら兵隊にとられることになるかもしれない息子たちに 謝らなければならない日が来るんだろうか。
100年の時を経てまた同じことを繰り返すほど 私たちは愚かな民族だったんだろうか。
You may say I'm a dreamer, but…
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