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ペアレントメンター養成研修 |
いままで親の会の中で細々やっていたペアレントメンター養成講座が 今年から県の予算事業になりました。
内容も充実して、 県や市の相談事業にも協力するという形になっていきます。
私的にはとてもいいことだと思っていて 参加する気満々でいたんですが
案内が届いてみると…
全3回の研修日程のうち 3回目が、Qちゃんの保育園の発表会とバッティングしているっ!
チクショー、なんでよりによってこの日なんだよお。 ていうか、なんで今年に限って保育園の発表会が平日なんだよお。
去年はあきのすけの土曜参観と重なって 私が小学校、あき父が保育園へ。 なので今年は「絶対観に行くからね」ってQちゃんと約束していたのに。
メンター研修は来年もある。 と言いたいところだけれど 第1回の講座にもし受講希望者がほとんどいなかったら? (親の会の代表者会議でこの話が出た時も、他の会の親御さんたち、正直腰が引けてた。 ボランティアにしては負担が大きすぎるんじゃないか、って)
せっかく始まった事業が、空中分解しちゃうんじゃないか。
来年だって、なにかの日程と重なっちゃう可能性もあるよね。
なにより私自身が、ずっとしたかった活動。 パートの仕事なんかよりこっちの方が大事だって思えるぐらい。
でも、 よその子のために我が子を後回しにしていいの?
「きょうだい児を大事にしてあげなきゃ」 っていうことばが、頭の中でグルグルしている。 Qちゃんももう年中、いろんなことがわかる年齢。
うーん…。
悩みます…。
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笑い飛ばしてやればいい |
Qちゃんの保育園では、親向けに図書の貸し出しをしています。 あきのすけが通っていた頃はゆっくり本を選ぶ余裕もなくて 一度も利用したことがなかったのですが 最近はちょくちょくお気楽な本を選んで借りています。
今週のセレクトは
「ああ息子」西原 理恵子+母さんズ
いやあ、笑えました。 「普通」の育児が解らない私、Qちゃんの悪行の数々にしょっちゅうブチ切れては 「男の子なんてこんなもん」とあき父にたしなめられ うっそぉ、溺愛で目が曇ってるだけじゃないの…と思っていたのですが。
この本に納められたエピソードの数々。 世の中、これだけ強者がいるんだわ。と、漠然と力が湧いてきました。
そしてね。
子どもの、ちょっと理解できない行動に出くわすたびに もしかして発達障害かも。 これって特性?性格? と、オロオロしてしまう親御さんにも 読んでほしいと思った。
現実から目をそらすためにではなく。 ぜーんぶ、笑い飛ばしてあげればいいんだよ。って。
とんでもないよねえ。 男ってやつは、しょうがないよねえ。 困った困った、と言いながら
がんばっているお母さんたちを互いにたたえあい 労をねぎらい
うちだけじゃないよ シンドイのはあなたひとりじゃないよ
いまはとんでもないことをしまくっているこの子たちも いずれちゃんと育っていくから。大丈夫。と
そんな温かさが、この本には満ちていました。
吉田友子先生の言葉を思い出しました。
“「障害」と「個性」という二つのとらえ方を二律背反のものとしてとらえること自体をやめてみましょう。子どもの特性はどの子のどんな特性も「障害」であり「個性」です。客観的に評価しそれに合わせた課題や支援を用意するとき、あなたはわが子の特性を「障害」としてとらえています。同時に彼(彼女)の行動のほほえましさをいとおしく思いあるいはそのユニークさに感心するとき、あなたはその特性を生涯続くその子らしさ「個性」として味わっているのです。「障害」か「個性」か。その区分はあなたがいま子どもにどんな視点を向けているかを示しているにすぎません。そしてこの二つはどちらが欠けてもだめなのです。” 【高機能自閉症・アスペルガー症候群 「その子らしさ」を生かす子育て より引用】
笑い飛ばしてあげよう。 子どもの育つ力を信じて。
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