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いよいよ入学式 |
そして迎えた入学式。 10時過ぎに学校に着けばいいんだよ、と言うのに 9時前からさっさとスーツを着こんで親を急かす。はりきりすぎだって(笑)
同じ保育園だったHちゃんと同じクラスになれてほっとした様子。 受付も済まないのにひとりでさっさと教室へ飛び込んでしまった。 慌てて教室をのぞくと、支援教育コーディネーターの先生がちゃんとサポートに入ってくださっていてひと安心。 保護者は先に体育館へ入場・着席して待つことしばし。 クラスのお友達と手をつないで、新一年生入場。
前日の練習の時にいただいた「特製プリント」を、実はこの日も 着席してから目立たぬように先生があきのすけに持たせてくださったのです。 あ、あの白い紙持ってるのがそうだな。と思ってよく見れば解る程度。
でも、シーンと静まり返った体育館で、 素っ頓狂な声を出したりしないか、 立ち上がって指文字を書き出したりしないか、 入退場の列からフラフラ抜け出さないか、 どうか目立ちませんようにとそれだけ祈りながら、保護者席でずっとドキドキしてました。
式は、大過なく終了。 (Qちゃんが騒ぎ出してしまったので、あき父は会場の外に避難。 せっかくお休みを取って来てくれたのに残念。) 教室に戻って、ちょっと気が抜けたのか、あきのすけ、 担任の先生のお話にちょっと大きめの声でいちいち相槌。 まあちょっとおしゃべりな子なんだなと見逃せる程度ではあったのですが…。
「先生の名前は、○○です」と自己紹介された時…
「そっかぁ、キミが○○先生かあ~」
ニッコリ笑って、体をくにゃあっと左に傾け、 先生を指差しながらポソッと放ったその一言が、 静かな教室によく響き…。 温厚そうな先生の笑顔が、微妙に凍りついたのを、母は見逃しませんでした。 ああ、頭痛い…。
支援級の先生、SSTよろしくお願いします。 学級担任の先生、こんなヤツですがどうかかわいがってやってください。
とにもかくにも、一年生になりました。
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キョーフの春休み |
散々な春休みだった。 卒園式後の希望保育も終わり気が抜けたのか、 あきのすけ、翌未明に激しく嘔吐。 実はその前日からQちゃんもあまり食欲がなく軟便をしていたのだが、 それ以上ひどくなる様子もないので兄弟とも保育園にお願いしていたのだ。
しかし土曜日の午前中は、 自治会主催の「通学路点検」に、学童保育の新入生歓迎会と、外せない用事のダブルヘッダー。
学校までお友達と一緒に歩き、 学童ではお土産ももらってご機嫌と見えたのだが…。
帰宅後もなんだか元気がない。 とにかく週末だし、ふたりとも全身状態は悪くないので 水分補給と市販薬で様子を見ることに。
週明けに医者にも連れて行ったのだが、 Qちゃんはただ軟便なだけで既にほぼ復活、 兄は吐き気が強かったのだが、「お兄ちゃん」のプライドが災いし座薬を拒否したため 結局下痢止めをもらっただけ。 (吐いてしまってもいいから粉薬くれれば良かったのに。涙) 保育園が休みで預け先がないから、とパートもお休みをもらっていたのだが まさか嘔吐下痢の看病でこの週が丸々つぶれるとは。
機嫌の悪い兄弟の相手、 汚物のついた洗濯物の始末、 食事も気を使うし、気を使っても結局吐かれるし残されるし。 ああ、母ちゃんも胃が痛くなってきたよ。
あきのすけの場合、ウイルスのせいもあるが、 もしかして新入学への精神的プレッシャーも影響していたのかもしれない。
こんな調子で大丈夫か?と心配しながら連れて行った、入学式の予行演習。 支援級の先生が、特別なプリントを用意してくださっていた。 入学式の式次第と、「するべきこと」を事細かに書いてある。
がっこうについたら、めいぼでなんくみかをかくにんする。
から始まり、
「おめでとうございます」といわれたら「ありがとうございます」とへんじする。 「いちどう、れい」といわれたら あたまをさげる。 11じ10ふんまで がんばってしずかにすわっている。
て調子で。 あきのすけ、渡されるなり熟読。 先生と一緒に、教室から体育館まで、実際の動きをやってみる。 入退場は女の子のお友達と手をつないで、あらまあスキップしているよ。 終わった後は超ご機嫌で、ぐあいの悪かったのなどふっとんでしまったようだ。
本当にこころとからだが直結している人なんだなあ。
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