手足口病
この夏は「手足口病」が大流行しているとのことで…。 我が家の息子たちも、どこかでもらってきてしまったらしい。 最初はQちゃん。海の日の昼、両膝に赤いブツブツ。 ハイハイがんばってるから、こすれたか?かぶれたか?くらいに思っていたら、 夜になり発熱。機嫌はいいのでとりあえず座薬を入れて様子を見る。 同夜、「頭ぶつけて痛い~」としつこく繰り返すあきのすけ。 確かに風呂に入る前、ドアノブに頭ぶつけたけど、その後ケロッとした顔でお風呂に入ったじゃない? 大好物のカレーライスを拒否、ふりかけご飯を1杯食べて、「頭ぶつけた~、足が動かないの~、(ゴニョゴニョうだうだグズグズ)」 「ハイハイ、連休で遊び疲れたのね、もう寝なさい」 「まだ8時ー、歯みがいてないぃ」 「じゃ磨いて」 「みがかなーい、でもみがかないとおー、絵本があ、折り紙ぃ、ブツブツブツ」 あーもううっとおしい! と思っていたら翌朝39度の熱。さては昨夜から、調子悪かったのか。 そこでふたり引き連れて小児科へ。 Qちゃんは既に熱も引いて「たぶん手足口病でしょう」 兄の方は風邪かなあ。なんて言っていたら…翌日になって太ももに発疹。 食欲がないのは口内炎のせいか? ふたりして何を作ってもすすめても「いらない」って、コーンフレークばかり食べている。 まったく張り合いがないったら。 ようやく保育園に行けるようになり、車で送って帰宅すると、 今度はあき父が倒れている。「39度ある…」 夏バテで抵抗力が弱っていたせいか、この人が一番重症。 解熱剤を飲ませても、なかなか熱が下がらない。 やれやれ、と皿を洗っていると左手に違和感が。見ると小指に赤い発疹が。 げげっ、家族全滅? 幸いにして、というべきか、母だけがいまのところ発熱せずにすんでおり、 男3人の世話を一手に引き受けるはめになったわけで…。 コドモの病気として名前しか知らなかった「手足口病」 大人にはうつらないと思っていたのに…新型ウイルスか? とりあえず口内炎が痛くてご飯を作る気が起きない(ToT) 誰かハハをいたわってくれぇ。
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たくさんのことはできなくてもいい
学生時代に英語の講義で聞いたエミリー=ディキンソンの詩です。 If I can stop one heart from breaking, I shall not live in vain; If I can ease one life the aching, Or cool one pain, Or help one fainting robin Unto his nest again, I shall not live in vain. ただひとつの心が壊れるのをとめられたなら 私の生はムダではない ひとつの苦しみを和らげることができたなら 痛みを鎮めることができたなら 傷ついたツグミの子を巣に戻してやるだけでも 私の生はムダではない (訳:あき母) 親の庇護がなければ生きていけない無力な自分、諸々のコンプレックス、生きる意味に悩んでいた青年期の私にとって、 「たとえ一羽の小鳥を助けるだけでも人生には意義がある」という呼びかけはある意味衝撃的で、折に触れ思い出す言葉となりました。 そのわりに全文は忘れてしまっていたので(^ ^;) いま改めて読み返すと、また違った意味を帯びてきますね。 傷ついたもの、弱きものに差し伸べられる温かい手。 「世の中の役に立つ」ことはできなくても、そんなもので測れないところに人間の価値はあるはず。 たとえどんなに小さなことでも、 『あなたがいてくれてよかった』 そのひとことのために人は生きているのかもしれないね。