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映画『僕が跳びはねる理由』近日公開 |
自閉症当事者の東田直樹さんのベストセラー『自閉症の僕が跳びはねる理由』が 英国でドキュメンタリー映画化され、国内でも4月2日から順次公開されるそうです。 4月2日と言えば、ちょうど世界自閉症啓発デーですね。
公式サイト: https://movies.kadokawa.co.jp/bokutobi/
A太郎も、話すのは苦手で文字でのやり取りは得意、東田さんとちょっと似たタイプなので、 この原作本に書いてあることはものすごく腑に落ちました。 本人が書いてるんじゃないのでは疑惑とか、批判的な意見も一時期強くありましたが 平易な言葉で書かれた「解説」が、多くの人々を救ってきたのもまた事実だと思います。
彼らにとって世界はどのように見えているのか、映像化されたことでより伝わりやすくなっているといいな。
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見え方に困難がある人の理解~神山忠先生講演会動画 |
もうずいぶん前になるのですが ディスレクシアの方が抱える見え方の困難について とてもいい動画があるよ、と人から紹介されたのがこれです。
神山忠先生の講演 part1 of 4(2011年調布デイジー講演会) https://youtu.be/YISIvygN08I
これを拝見して以来、自分が作るプリント類はなるべくゴシック体にしてみたり。
でも誰かに「こういうのがあるから見て!」と言おうと思った時に限って なに先生だっけ、えーとえーとになってしまうので 覚書のために記事にしてみました。
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できないと諦めるためにではなく~ミスアメリカ2013 |
ミスアメリカ、なんてふだんは全く触れることのない話題なんですが
今年のモンタナ州代表の女性がアスペルガー症候群であることを ツイッターで知りました。
【 史上初!発達障害の女性、ミス・アメリカ2013最終選考へ!】 http://kobajun.chips.jp/?p=7833
11歳で診断されたという彼女。 早期発見の意識が高いかの地でさえその年齢まで見過ごされるぐらいに 知的にも高かったのでしょう。 容姿にも恵まれた。
でも、恵まれた人の話として嫉妬してしまう気持ちは、この際脇に置いて。
なぜ自分は他の人と違うのか なぜ友達ができないのか なぜいじめられるのか 診断をきっかけに「やり方を学び」「自分が何者であるかを受け入れた」彼女は 自分にはできないと考えていたことに少しずつ挑戦を始めた。
ミスアメリカは、その挑戦の延長に過ぎない。
「もし10年前の私に、ステージの上で何か冗談を言うように薦める人がいたら、私は頭がおかしいんじゃないの、って言い返していたと思うわ。」 「でも今は違う、私はもう10年前の自分じゃないの。」
この10年、彼女が積み重ねてきたものの大きさ、重さを思う。
彼女の生きざまは 診断が、「自分は~~ができない人間なんだ」と諦めるためにではなく 「~~できるためにはどうすればいいか」を考えるためにあるのだと教えてくれる。
自分を美しく見せようなんて思ってもみなかった少女が 今回のチャレンジをきっかけに ドレスを着たり髪型を整えるという人生の喜びを増やすことができた。
自閉症者にとって変化は恐怖かもしれない。 でもそれが喜びであれば、受け入れることができる。 世界を広げていくことは、決して不可能じゃないんだってこと。
Thank you, Alex. あなたの人生が輝くのは、まだまだこれからだね。
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