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AUTISTICな日々
長男A太郎のキャッチコピーは「世界に通用する自閉症児」。大学生になり親元を離れて寮生活をしています。定型発達の次男Q次郎は反抗期真っ盛り、サッカーに明け暮れる日々です。気まぐれ更新のため、コメントを頂いてもすぐにお返事できない場合があります、ご了承ください。


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あき母
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    年度末
    6月15日(金)をもって、今年度の授業が終了する。
    もちろん、日本の通園施設の話ではない。アメリカ時代にお世話になっていたプリスクールのことだ。

    昨秋、新年度が始まってわずか3週で帰国するあきのすけのために、スタッフの皆さんは貴重な時間を割いてIEP(個別療育計画)を作成してくださった。
    前年度担任のC先生。
    新年度担任で、IEPチームの責任者として渡米前からお世話になったL先生。
    OTのS先生。
    STのJ先生。
    ソーシャルワーカーのS女史。
    通訳のCさん。
    アシスタントのLさん、Eさん、Sさん。
    HANENプログラムの講師P先生。
    私たちを支えてくださった人々に、改めてお礼を申し上げたいと思う。
    (って日本語サイトなんだけど。汗)

    IEPを訳したものを日本のスタッフにもお渡しし、忠実にとはいかないまでもかなり意識して日々の療育に取り入れていただけた。言語理解、表出言語、微細運動、模倣、設定した目標の大部分は達成できたのではないかと思う。

    5才のあきのすけには、もう米国式のIEPはない。
    未就学児向けであるHANENのテキストの範囲も、いつのまにかほとんどクリアしている。
    再来年の就学を意識しつつ、新しい段階、Social Skillというとらえどころのない、明確な答えのないものと今後は格闘していくことになるのだろう。
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    【2007/06/16 10:04】 療育(米国) | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

    特殊教育に関する満足度調査(続)
    顧客満足度調査という記事の続き。
    ----------------
    帰国間際、州教育局の委託を受けたという大学から、この一年間のプレスクールでのSpecial Educationについて感想を聞かせてくれというアンケート用紙が届いた。
    障害児教育の提供者はどのようなことに留意するべきか、
    保護者はどういうことをサービス提供者に対して要求できるのか、
    その具体的な内容が解って興味深い。
    日本での支援を考える上でも貴重な資料になるのではないかと思う。
    --------以上前回の記事の要約---------

    50にわたる質問項目の日本語訳がようやくできたので、アップします。
    正確さは保証しません(笑)解りにくい箇所があったらコメントください。
    回答形式は、各質問に対してVery Strongly Disagree全く同意しない~Very Strongly Agree非常に強く同意する の6段階で評価するようになっています。

    ご興味のある方は「...read more」をクリックしてください。
    ...read more
    【2006/11/02 14:40】 療育(米国) | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

    ばす、おしまい。
    「スクールバスに乗るのは、今日で終わりなんだよ。」
    おわりません!と大声で反論しなかったのは、次第に片付いていく家の中の様子に、これから起こることを彼なりに感じ取っているのだろうか。

    バス停には先客がいた。77番のバスに乗っていく10才くらいの少女。傍目にもhandicappedとわかる彼女は、やはりどこかの学校でspecial educationを受けているのだろう。今週に入りバスの時間が変わってから毎朝見かけるが、だんだん表情が良くなってきている。学校が楽しいのだろう。先方もこちらに見覚えがあるらしく、ちょろちょろ走り回るあきのすけをニコニコしながら目で追っている。
    「あなたもバスを待っているの?」と母親が話しかけてきたのでうなずいた。
    この学校区でプリスクールから公立を利用できるのは、障害がある子か低所得の家庭か、いずれにしてもわけありだ。彼女はそれ以上多くを語らず、娘と一緒に“Hokey Pokey”を歌い始めた。こちらの子供なら誰でも知っている、楽しい遊び歌だ。
    「あきのすけも、この歌知ってるね。」と話しかけると、彼もそばに寄ってきて「おうた!」と、ぴょんぴょんジャンプし始めた。
    ほんの数分だったけど、楽しい、本当に楽しいひと時だった。
    やがてそれぞれのバスが来て、手を振って別れた。

    でももう彼女らと一緒にバスを待つことはない。

    去年の12月、まだ真っ暗な中、寒さに震えながらバスを待っていたっけ。
    「いないいないばあ」や「まてまてコチョコチョ」をしたり、帰ってからの予定を話したり、バス停は結構濃密なコミュニケーションのできる場所だった。
    昨日のIEPでの「あと一年この学校にいるとしたら」という言葉がふたたび頭の中によみがえってきて、

    涙がこぼれた。

    あと一年ここにいることができたら、出会えたかもしれない人達。できたかもしれない事。
    たくさんの、たくさんの。あきらめなければならないこと。

    「子供の環境は、親自身が作るものだよ」
    そんな先輩ママさんの言葉を思い出して、涙を拭いて家に入った。
    今日は引っ越し屋さんがやってくる日だ。
    【2006/09/22 06:52】 療育(米国) | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

    最終IEPmeeting
    年度初めのお忙しい中、3週間で学校を去るあきのすけのために、L先生はレポートを作成してくださった。
    「もしあきのすけがもう一年この学校にいるとしたら実施したであろう教育計画」。
    その言葉が何度も出てきて、少し切なくなった。
    新しい校舎。新しい先生。新しい友達。長い夏休みの間、また「学校」に行ける日を、あきのすけはどれほど楽しみにしていたか。
    最近は帰ってくると、私が尋ねもしないのに「おやつたべた」バックパックから作品を引っ張り出して「ぺたぺたした」と報告してくれることもある。
    私自身も学校のシステムにようやく慣れてきたし、まだまだ辛いけど英語にもだいぶ耳が慣れてきた。
    あと一年。このIEPに沿って、special educationを受けさせることができれば、それはどれほど実りある一年になることだろうか。

    私が一番気にしていた、健常児との統合教育と専門的訓練とのバランスについては、極めて具体的な意見をいただけた。
    「Fine Motor Skillについては継続的取り組みが必要です。アイコンタクトやゼスチャーと話し言葉を併用することも、ようやくでき始めたところなので、もう少し強化していきたい。大人との関わりはだいぶ上手になってきたので、定型発達児と関わる機会を設けて、他の子供とのコミュニケーションの練習をさせたい。
    週12時間の授業時数のうち、0~2時間、定型発達児のクラスに入ること、
    OTによる訓練を1ヵ月当たり100分、STを週90分受けさせることを推奨します。」
    それは私が漠然と感じていたことを、極めて的確に具体化した数字だと思った。
    日本で、どうやったら彼にそのような環境を用意してやれるだろうか。
    「教育システムが違うので忠実に実行することは難しいと思いますが、なるべくこの提案を生かせるように日本の関係者とも相談します」
    「日本の学校での様子を、ぜひメールででも教えてくださいね。本当に、寂しくなるわ」
    正式な登校は木曜日で終わりだが、帰国前日の翌月曜日に授業を参観させていただき、その際に最終的なレポートをいただくことになった。
    翻訳は、私の仕事だ。児相との面接に間に合うだろうか。
    【2006/09/22 06:51】 療育(米国) | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

    IEP&バス
    日曜の夜、担任のL先生から連絡があった。IEPミーティングの日程調整だ。
    彼女らは今日も休日出勤で、学校内の整理に追われていたとのことだった。
    そんな中で、今年度はあきのすけの担当から外れた先生をも含む複数のスタッフにも出席していただくので、先方の提示した日程をそのまま了承する形にした。
    まずはひと安心。

    同時に、明日からスクールバスの時間が変わるとのこと。
    pick up 7:30…え?1時間近く早くなるの?
    慌ててあきのすけを寝かしつける。

    あきのすけが参加しているのはECDD(Early Childhood Developmentally Delayed) というプログラムだが、同じ校舎内の別のエリアでMSRP (Michigan School Readiness Program指定されたリスクファクターを有する子供を対象としたプログラム)、Head Start(低所得者世帯の子供を対象としたプログラム)といった別のカリキュラムも実施されている。彼らのバス送迎開始に伴い、運行ルート等も変更になるらしい。
    自家用車で15分程度の道のりを、また小1時間かけて通うのかあ…。やっと早起きから開放されたと思ったのに。
    「最後の一週間だし、バスやめて車で送り迎えにしようか」と思わずあき父にこぼしたら、
    「いまさらバスに乗らないなんて、やつが納得すると思うか?」
    「確かに。暴れるね」
    少し長くなった自由時間を、引越し準備の追い込みに有難く使わせていただくことにしよう。
    【2006/09/18 12:09】 療育(米国) | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)