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あきのすけ、文化祭で発表する(4) |
もういいってこのネタ(笑)なんですが
あきのすけの後輩の6年生たちが、 中学校生活を理解するためにとのことで文化祭を見学に来ていて その際の感想を書いてくれたものが昇降口に貼りだしてあるそうです。
あきのすけのスピーチについて言及されたものも、何枚かあって (伝わって良かった)と嬉しくなった、ようです。
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あきのすけ、文化祭で発表する(3) |
とりあえず、無事に発表が終わりました。 撮っておいた動画を帰宅したあき父に見せたら、珍しくお褒めの言葉がありました(^ ^)
実は、原稿を教室に忘れてきてしまったそうで(爆) それでも慌てず騒がず、 5分間を超えるスピーチを暗唱で出来たのだから大したものです。
本人いわく、発表した6人の中で一番拍手が大きかった、と 自分でそう思ったのか、先生か友達にそう言ってもらったのか? 珍しく鼻高さんモードでした。
29日は「肉の日」なので いつもよりちょっとだけ高級なお肉を焼いて チョコレートケーキもデザートにつけました。
不特定多数に公開するのはお断りしましたが 特定少数にはお見せしたいので これからDVDにでも焼こうかなと思っています。
聞いてて、アレこの原稿、私いつの間にゴーストライターやったんだっけ?と思うぐらい 障害児・者に対する法律とか、制度とか 正面切ってあきのすけに話した覚えはあんまりないんだけど キチンと、母のスタンスを受け継いでくれてるんだなあ、と そして、いつのまにか大人になりつつある息子に 私が教えてやれることはもうそんなに多くないのかなって 少し寂しいような気分にもなったのでした。
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あきのすけ、文化祭で発表する(2) |
文化祭で発表する予定の、あきのすけの「意見文」を 学校が、法務省の「中学生人権作文コンテスト」に応募したそうで 「地方大会で佳作に入選したので、作品集に掲載したり、法務省のHPで公開してもいいか」という問い合わせの紙が来ました。
そもそも、そんなものに応募するとか、したとかいう話も寝耳に水だったし。 あきのすけ曰く、発表用に推敲する前の初稿が行った可能性が高く それは本人としても不本意だと。
法務省のHPを見ると、確かに「入賞作文集」なるもののpdfファイルが公開されており。 これは全国大会で入賞した上位11作品だけだけど さらに県名で絞り込みをかけると、県大会で入賞した作品もweb上で読める形になっている。 学校名・学年・氏名が判る形で。
「妹に障害があって…」っていうのとは、意味が違うんだよね。 受け入れているとかいないとか、恥ずかしいとか、そういう問題じゃなくて。 おそらくこれから定型発達者の間で生きていかねばならないであろうあきのすけにとって 障害があるというセンシティブ情報を、不特定多数が見ることのできる形で公開するって、どうなのよ。
あきのすけを直接知っている人たちが読まなければ、あの文は意味がない。 校内で、口頭で発表するまでが限度。 だから、「賞は光栄ですが、公開には同意しません」とお返事しました。
とりあえず、事前確認があって良かった。 コンクールと名のつくものって、応募した時点で公開に同意しますみたいなものがほとんどだから。
…でも、実は母、発表原稿を公開する気でいたんです(爆) このブログでか、youtubeで音声のみとか。 匿名なら、本人了解してくれるかなあ。
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あきのすけ、文化祭で発表する(1) |
↓は9/1の私自身の連続ツイート。
中学の先生からTEL。文化祭で、あきのすけに発表させたいと。 お、すごいじゃん。と思ったら 内容が、自分の障害について、らしい。 同じクラス、同じ学年の友達はもう解ってる事だから、だけど 全校に向けてカミングアウトってどうなんだろう、とかなり不安。 感動レイプのために利用されるならまっぴらごめんだよ、という警戒心もあるし でもあきのすけ自身は「やりたい」って。
障害児であることと、学年でもトップクラスの秀才であることとのギャップ 15歳の少年として、自分が何者なのか彼なりに葛藤しても来たんだと思う。 母だって散々、息子ネタでブログも書きまくったし、ネット掲示板で他人様の相談に乗ったりもしてるし、親の会や啓発活動もしてきたし そんな母の姿を見て育てば 彼が発信する当事者になっても何の不思議もないのかとも思ったり。 とにかくまずは発表原稿を見せてもらわないことには。 息子がどんなふうに自己理解しているのか 知りたくもあり、怖くもあり。
その後、発表原稿を見せてもらいました。
津久井やまゆり園の事件以来 自分も排除の対象になるのではないか、という不安と恐怖があったそうです。 普通学級で特別な配慮が必要な生徒は16人に1人、 支援級や特別支援学校に通う子を含めればその割合はもっと多い。 実は自分にも発達障害があるのだと打ち明けることで 障害のある人を特別視しないで。と訴える内容になっています。
現在の彼を、障害があるというそれだけの理由で攻撃してくる子は多分いないと思う。 みんな受験で忙しいしね。 でも、あきのすけが「いてもいい」障害者だったら 「いなくてもいい」「いない方がいい」障害者って居るの? その線引きはどこ? そんな線引き、してもいいの?誰が出来るの、そんなこと?
ハルヤンネさんの言葉が思い出されました。 「大きくなって、『ぼくら障害児の友達おらんかったもん』いうような学年作ったらあかんねん。そんな子、大人になって、まともに社会的なこと、考えることできるわけないやん」
だから、聞いてもらいたいと思った。 コミュ障だけど、ぶきっちょだけど、真面目で誠実な子として認めてもらえている 「今の」彼にしか話せない内容だと思ったから 一部の表現を手直しする程度でGoサインを出しました。
文化祭本番は29日(金)です。 平日ですが、半休もらって見届けに行ってきます。
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体験入学1 |
偏差値だけで学校を決めてはいけないよ、とはいろんな人に言われることで。 子どもの行きたいと思うところが一番だよ、ともいろんな人に言われることで。
ただ、このヒトの強みが「お勉強が出来る」ことであるならば わざわざそれを否定したり、避けて通る必要もないわけで。
支援級から籍を抜くことは 本人が不安がったので無理強いしなかったけれど 結局、普通級で授業を受けて、普通にテストを受けているから うちの県のシステムなら、みんなと同じように高校受験ができる。
公立高校、普通科。 出来れば面倒見の良い学校。 出来れば通学しやすい学校。
2番目と3番目が両立しないので、悩んでいます。
先週末、体験入学に行った学校は 30分ぐらい電車に乗っていきます。 そもそもうちから駅までが、不便なんです。 でも、理科や数学が得意なあきのすけには魅力的なカリキュラム。 教頭先生は「面倒見のいい学校」を強調。 「うちには特別支援教育コーディネーターを置いていますから。必要があれば入試前でも、どうぞご相談ください」と心強いお言葉。
帰宅後、時刻表マニアは早速、自宅からその高校までの経路探索をして 「何分の電車に乗ればいいか」を確認してました。
実は今週末に体験予定の学校が 元々あきのすけが第一希望にしていた学校で あき父も推しているんです。 ただ、「自由な校風」というのが、母的にはどうもひっかかる…。
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