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AUTISTICな日々
長男A太郎のキャッチコピーは「世界に通用する自閉症児」。大学生になり親元を離れて寮生活をしています。定型発達の次男Q次郎は反抗期真っ盛り、サッカーに明け暮れる日々です。気まぐれ更新のため、コメントを頂いてもすぐにお返事できない場合があります、ご了承ください。


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    『自閉症児療育Q&A』サイト閉鎖
    このブログにもリンクを貼らせていただいている
    『自閉症児療育Q&A』
    http://www.ryouikushien.net/

    あきのすけが診断されたころ、まだネット上に情報が少なかった時代に
    教科書代わりに何度も読み返させていただいていました。
    また、折に触れ、後輩ママさんたちにもご紹介させてもらっていました。
    何年経とうとも、自閉症児を育てるうえで大切にしたい、本質的な部分は変わらないはずだから。

    先ほど、ブックマークから開こうとしたら

    『NPO山形親子療育支援ネットワークの
    ホームページは閉鎖いたしました。

    長い間のご利用ありがとうございました。』

    の文字が。
    いったいどうしたんだろう、と思って調べてみたら

    そのNPO法人さんが運営している事業所さんが、行政処分を受けて指定取り消しになった、とのことでした。

    なんだか…いろんな意味で残念です。

    直接お世話になったとか、お話したことはないけれど
    自閉症児のことを理解して、子どもの立場に立って療育をしてきた方々だったと思う。
    処分を受けるに至った行為自体は確かに許されないことかもしれないけれど
    長年の経験に裏打ちされた、あのサイトのアドバイスは
    きっと大勢の親子を救ってきたと思う。

    星の数ほどサイトがあり、情報があふれる今でも
    あれほど幅広い疑問に対して、簡潔に述べられたものを私は寡聞にして見たことがありません。

    こんなことなら
    なんらかの形でデータを手元に保存しておけばよかったと悔やまれます。

    いつか、なんらかの形で復活してほしいと心から願います。
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    【2017/03/20 01:47】 療育(日本) | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

    久しぶりの検査
    三年ぶりに、あきのすけに発達検査を受けさせました。

    小2の時のWISC-IIIでは、ありえへんぶっ飛び全IQが出てきて
    「先生~大甘な評価したでしょお」と言いつつ
    実は「この子天才?」と内心天狗になっていたバカ親ですが

    今回受けたIVでは、全IQは「人並み」でした。
    初対面の、病院の心理士さんがやってくれた検査なので…まあこっちの方が真実だよね。と
    ホッとしたような、残念なような。

    IVで導入されたWMI(ワーキングメモリー)
    私はてっきり「同時処理能力」を見るものだと思っていたのですが
    「聴覚的な記憶能力」を見ているんだそうで
    あきのすけは、これが飛び抜けて高いという、予想外の結果でした。

    同時処理はPSI(処理速度)の中の「記号探し」という項目になるんだそうで。
    視覚的な弁別力も弱いと言われました。
    確かに、このごろ漢字の書き間違いが多い。「滴」のつくりが「商」になってるみたいな細か~いレベルの。

    VCI(言語理解)では
    知識力が高い、語彙が多い反面
    日常のルールや相手の気持ち、常識的な事柄を問う「理解」の項目が低いと出ました。

    PRI(知覚推理)は、目から入る情報を統合する能力とのことで
    「積木模様」で最後の問題以外全問正答という好成績で視空間スキルの強さを見せつけた一方で
    「行列推理」のポイントが低く、これは曖昧なものの理解が苦手、想像力の弱さを示しているのではという説明を受けました。

    聴覚的な記憶は強い、一方で
    行動観察の所見では、言葉のみでのやり取りだと落ち着きがなくなったり、関係のない話を始めたりすると。
    独特な話し方っていうのも、親はもう慣れちゃってるけど
    改めて第三者に指摘されると、ああやっぱりそうなんだなあ、と思ったり。

    まあ、相変わらず典型的な自閉くんだよなあ、という
    納得の検査結果でございました。

    で、後から思ったんだけど
    彼の生きづらさの中でおそらくかなりのウエートを占める「不器用さ」って
    心理検査ではあまり評価されないんだなあ。
    まあ、見れば解るからいいんだけど。

    さて、この結果を受けて
    中学への準備をどうしていくか。です。
    【2014/04/11 23:50】 療育(日本) | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

    ケツとりゲーム
    なんとも下品なネーミングではあるんですが(^ ^;)
    この記事のカテゴリーがこれでいいのか迷ったんですが。

    テレビ東京の「ピラメキーノ」内で最近始まったこのコーナー

    http://www.tv-tokyo.co.jp/pirameki/about/ketsutori/index.html

    Qちゃんのツボにはまったらしく。
    さっきお風呂の中で誘われて、やってみたら

    なかなか奥が深いです。
    齢の割には小賢しい頭の回転が速いQちゃんでも、全然続かない。

    普通のしりとり遊びは、
    前の人が言った単語の最後の字(音)で始まる言葉を探すわけですが

    ケツとりは、単語+“ケツ1”または“ケツ2”という指示を出します。
    ケツ1と言われたら、通常のしりとりと同じく最後の字(音)で始まる単語を探す。
    ケツ2と言われたら、最後から2番目の字(音)で始まる単語を探します。

    まず、ケツ1とケツ2と、どっちの指示を出すかが考えどころです。
    「りんご・ケツ2」だと、「ん」で始まる言葉はないので言った人の負けになってしまいます。
    「うどん」のように「ん」で終わる言葉でも、「ケツ2」の指示を出せばこのゲームでは使うことができます。
    ふたつの選択肢のうち、どちらがより答えにくそうかなという判断が勝敗を分けます。

    聞く側は、相手の言った単語を頭の中に保持しつつ
    次に発せられる言葉が「ケツ1」か「ケツ2」か、集中して聞き取らなければなりません。
    最後の音はなんとなく耳に残っていることが多いけれど
    最後から二番目は何だったか…?
    逆に二番目を意識しすぎると、最後の音を聞き落としていたりして。

    大人は(少なくとも私は)音声言語を文字に変換して、映像としてワーキングメモリーに入れておいてから
    ケツ1・ケツ2という指示を待つ態勢に入るのですが

    Qちゃんは、一応ひらがなは読めるのだけれど
    まだ音声言語を文字に変換する能力が弱いので
    ケツ2って言われた時に、既に消えてしまった音声情報を記憶から取り出すことに苦戦している…と見えました。


    そう、このゲームには
    ・先を見通して選択する
    ・最後まで集中して聴く
    ・音声情報を文字情報に変換する
    ・複数の情報を処理する
    ・語彙力
    少なくともこれだけの能力が必要なんです。

    すっごーい。

    もしかして、高い金出して脳トレソフトなんか買わなくてもいいんじゃないか?


    まだ、あきのすけとは対戦してません。
    ゲーム成立するのかな?楽しみ♪


    でも学校のSSTの時間にやってみてください♪とはちょっと言いにくいなあ、さすがに。

    ...read more
    【2012/12/03 22:54】 療育(日本) | TRACKBACK(0) | COMMENT(2)

    信州カンファ
    なんだかおもしろそうだなあ、と思いつつ、
    開催地がちょっぴり遠かったのと
    子どもらの行事と重なっていたりやなんかで行きそびれていた「信州カンファ」

    今年はなんと地元開催だというので。
    知っている先生方も発表されるというので。
    前記事のような事情でストレス絶頂、たまには自分の時間も持ちたいわというので。

    諸事情により、事前申し込みは差し控えていたのですが。
    金曜日の夜、「明日これ行ってきたいから。コレとコレはぜひ聞きたい話だから。5時過ぎまで帰らないからヨロシク」
    あき父に無理を言って
    本当は二日目の実習にも参加したかったのだけれど諦めて(涙)
    ようやく参加することができました。


    やはり参加者は学校の先生が多かったのですが
    会場で、あきのすけのサッカー仲間Sくんのママに遭遇。
    お昼ごはんもご一緒させていただきました。

    U養護のM先生には「保護者さんに勉強されたら、支援者は商売あがったりだよ~」
    いえいえ、もしかしたらこちらもなにか商売始めるかもしれませんよ?(笑)


    実は今回は、愛用しているシンボルの作成者、
    ドロップレット・プロジェクトの皆様にお会いしたいというのも大きな目的。
    ナマで拝見するのは初めて~
    と、勝手に盛り上がっておりました。
    「視覚的・具体的・肯定的」に伝える、を子どもたちに対して日々実践されている先生方は
    やはり発表も「視覚的・具体的・肯定的」なのです。

    スライドの子どもたちの笑顔が全ての答えですよね。
    元気をいっぱい頂きました。


    一方で、熱心に写真やメモを取っている先生方の姿を拝見しながら
    これはまだまだ教育現場でのスタンダードじゃないんだなあ…
    とも感じてしまいました。

    一部のマニアックな熱心な先生方による優れた実践、じゃなくて
    どこの学校でも、どの先生にでもできる、
    したがって全ての子どもたちが享受できる、
    そういう支援になっていってほしいと
    保護者としてはその思いを新たにしたのでした。

    わたし絵が描けないから~
    パソコン使えないから~
    視覚支援なんて難しい(=めんどくさい)ことできないわぁ。
    とのたまう、普通学級の先生や保護者さんたちに、どうやったらこの素晴らしさが伝わるんだろう。

    それはやっぱり
    実証してみせる。
    改善例を積み上げていく。
    とっつきやすいインターフェースを用意する。ってことなのかな。

    うん、やっぱりどこかで勉強会企画しよう。

    似たような野望を持つ人々が、
    同じ空の下にいる。
    いまなら、想いを少しずつ形にしていけそうな予感がしています。




    …と、いい気分で帰ってきたら
    不機嫌なあき父に
    掃除ができてないとかー、
    冬物をクリーニングに出してないだろうとかー、
    いろいろクレーム言われて一気に現実に引き戻され。
    いや、得意を生かすのが社会に貢献する道だと私は思うんですが。

    なかなか、思うようにならないものです。
    【2012/08/12 13:14】 療育(日本) | TRACKBACK(0) | COMMENT(3)

    KYT
    今朝の朝日新聞「ニッポン人脈記」で
    「KYT」
    なるものがあることを知った。
    危険・予知・トレーニング の頭文字をとってKYT。

    「子どもたち自身が危険を察知する感性を育てることが大事じゃないですか」

    そのセリフに反応してしまった。


    発達障害の特性として
    危険を察知するのが難しい、とよく言われる。
    道路に飛び出したり、高いところに登ってしまったり。
    なので幼児の親は、子連れで外出すると本当に神経をすり減らす。

    少し大きくなって絵本や絵カードなどを見てくれるようになると

    ×こうすると危ないよ
    ○こうすると安全だよ

    ということを知識として伝えられるようになっていくのだけれど
    たぶんそのための教材は
    親や幼稚園・保育園の先生等が自作することが多いのではないかなあと思う。
    ソーシャルスキルトレーニングの一環として。

    でもKYTでやっていることは、まさにそれと同じだ。
    ある場面のイラストなり写真なりを見せて
    その中に潜む「危険の芽」を探させる。
    △△だから××になる→じゃあ○○するといいよね
    ということを
    自ら気付き、実際の場面で応用できるように学んでいく。

    元々は労災防止の観点で、製造業等の現場で生まれた取り組みだが
    医療などの他業種や、教育現場にも広まってきたのだという。

    せっかく過去のノウハウがあるのなら
    作成されたシートをちょっとお借りして
    障害児の指導にも使えないかなあ、と思ったのだけれど

    「作ること自体に意義がある」とか言っちゃって
    タダで公開されているものはあんまりないみたい。
    まあこの辺りも、ソーシャルストーリーと一緒なわけで。

    市販本
    『子供たちの安全と安心のために―危険予知トレーニング(KYT)の進め方とモデルシート集 指導者用』

    東京消防庁幼児用教材


    ソーシャルストーリーを自作する、っていうと
    腰の引けちゃう方もたくさんいるので
    子ども会連合会でやっているという「KYT講習会」を
    保護者向けにやってもらうみたいなこと、できないかな?


    蛇足だけど
    車を運転していると、歩行者や自転車の挙動にヒヤッとさせられることがしょっちゅうある。
    もちろん交通弱者保護で車の方が気を付けなければいけないんだけど
    それにしても
    「アンタら生存本能ないんか」と言いたくなるぐらい
    自ら危険から身を守るという意識のない人が

    最近増えたのか、
    私の育った都市部に比べてノンビリしているせいなのか解らないけど

    危険から遠ざけるだけが
    子どもたちを守ることではないように思う。
    【2012/03/23 10:41】 療育(日本) | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)